リンレン大好きです。 歌詞とイラストをかき散らしています
プロフィールを見る投稿作品15作品
もっと見る-
そういやちょうどあれから1年経つけど
そんなもんじゃ癒えない傷が今も胸に
疼いてなどないふりをして
日々を生きるのです
例えば僕が君を絞め殺したとして
それで何が解決するわけでもないと
わかってしまっているところが
どうにも駄目なのです
何もかにも思い出になる
いつか笑い話になる...花は言う
-
人殺しに成れないねと
彼は笑っていた
こんなふうに震える
青白いこの手では
嫌いだと言って
その手を叩いて
踊り狂えたら
それだけでもう素晴らしいや
ただ毎日息をして
月並みなことで笑って...ハンズクラップ
-
灰色の毎日の中 君は沈む
防戦一方のようでその実攻撃的
棄民らの声がする 燃える命の色
君のせいさと呟く 僕は生きている
夢の中で生きるような
恋しい人を思うような
君は
世界の色を塗り変えた
僕だけ掬い上げ逃げ出した
リアルレッドの日々を待ち望み...リアルレッドの不文律
-
ようやく日が落ちて
呑気な君は石を蹴飛ばして
泣きたいような気分でも
簡単に嘘はつけるね
儚げな色した
月が僕らの跡をつけている
熱の冷めた宵の街
鈍色の街路樹
もう一度なんて言いながら
慨然として足を止めて...wanderer
-
未完成な呪文で
世界の息の根を止めろ
場違いな嘘も
やり過ごす今日も
就中この瞬間が、ああ
俺の神経にがりがり爪を立てて
じわじわ苦しみぬいて死にゆくのか
間違いをひとつ見つけるたび
呪いの言葉をつぶやいた
甘い嘘ならばそれでもいい...咆哮
-
今や骸となった哀れな犠牲者たちは
今日も傍らでゆるく微笑んで往く
あれは昨日、上弦を睨み上げた頃
彼は笑って身を投げたらしい
抱え込んだものはひどく苦い感情だ
ひとくち飲むたび舌が痺れていく
あれは昨日、悄然たる夜に凍えて
わけもわからず路傍に転んでいた
作り笑いならフィルターに通して
本音のない世...シニガミダイアリ
-
チャコールグレイの隠れ家
へたっぴな歌
ピントの外れた物言い
自分の言いたいことばっか
灰色の反対色
指から滴り落ちる
ああ、この距離は埋まらないさ
さあ、それも罪だろう
これも罪だろう
追いかけまわした荒唐無稽の過去なんかを...チャコールグレイの隠れ家
-
短い電話のやりとりの後
胸に鉛のような後悔だ
なあどうなったっていいじゃないか
僕の人生だ
能わぬ昨日を助けに行こう
誰も気付きはしないだろう
なあどう言ったって君はきっと
僕を責めるんだ
胸に鉛を抱えたまま
僕は呼吸を続けていく...ダスク
-
あったかいな
あったかいね
あったかいな、と
それも証なんだね
ここにいる僕らみんなまがい物だ
輝きたくて生きているけど
あーあ、あーあ
家に帰ろう
知ったかぶりして
こんなくだらない唄はもう...タイヤキ
-
知らない赤い夢を見た
きらきら輝いて
知らない赤い夢を見た
揺れる水面
ブルーブラック 呑まれた世界
声すら届かず溺れゆく中で
僕も君も融けて消えていくんだ
泡のような叫び声
掌で転がした小さな嘘が
僕に噛みついてはまた傷を増やしていく...ドリーム・ドロップ・アウト
-
もし考えたことをそのまま書き出す全自動の機械があったら
そのメモリは僕の弱音や嘘や汚いもんでいっぱいになる
パンパンにつまってふくれあがったそいつを叩き壊したら
少し楽になるような気もしたけどそんなのは気のせいだったなあ
まだ生きてたメモリの中からログをちょっと引っ張り出してみてさ
光の下にさらして...テストケース
-
あんなに大きな鉄の塊が
世界の膜を突き破って
星屑の海へ飛び込んでいく
満ち溢れてた音も忘れ
柔らかく壊れゆくこの世界を
尻目に見て息を潜めた
ただひとつ覚えていたいのは
ひやりと青い君の瞳
君は泣いてた
僕はそれだけで満足だった...スターダストオーシャン
-
オレンジの街灯 町は夜
曇って月は見えない 君と二人
夜明け前4時50分 まだ暗い
町はもぬけの空 始発とすれ違う
だけど 灯りはまだ
誰をともなく照らし続けている
ああ 君と僕はまだ
訳もわからないままに夜をさまよってた
まだ昇らない太陽が 今はどこかの空で沈んでる
ここにもういない君も 今は誰か...夜と太陽
-
たまに思い出す懐かしい景色
もういない君と散りゆく枯れ葉が
僕の頭の中ひとつの絵になって
「完成されたもの」として在る
星を見つけた君は何と言ったんだっけ?
僕は君に触れたくて手を伸ばしたけれど
たくさんの風景 色褪せないもの
だけど君はもういないから
忘れていくのが 思い出せないのが
怖くて震えて...君と絵
-
白い椅子 黒い黒板
僕の世界に 色などない
赤のチョーク 黒く淋しく
見えるのは いつも背中さ
1人だけ こちらを向くヒト
大きな声で 読み上げる
教科書を 覗きこむ僕
一言だって わかりゃしないのに
笑い声 叱る声 暖かい空気に包まれ
いろんなことがある この古い教室...camera