ドドド初心者です!お手柔らかに!
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仮顔
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きっとあなたは僕に言うのでしょうそんな顔してどこへ行くのやら
そんなあなたはいつも笑ってた きっと今でも君は笑ってる
あの時僕はどうでした?君の期待に応えられたかな。
僕は立ち止まってるあの夏に、やけに鮮明に思い出せるよ。
深く落ちる雲に似た残像に。気持ち奪われてた。ああ夏でした。
君の前から失せる...仮顔
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久々に吸ったタバコが喉にしみるな
揺れた白い煙に目が痛んだ
空に伸びていく気持ちは肺に潜って
唇についた思い出を振り払うから
君の居なくなった部屋で、僕は1人で
空中に舞ってる記憶を広い集める
換気扇の下で微笑む君を見つけた
灰皿にはまだきみの口づけが
あなたに借りたライターをまだ返せてない返せない...煙色
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煙色
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雨降るる水の色は赤い光に混ざった
暑い夏のしけっている空
傘ののない私の手には掴むものなどなかった
空ぶった手のひらに見た青
したりいく雨音 私を焦がしてよ
「その目の感情はどこなの」
そんな、こと言わないで
見慣れた時間が消えた後に
振り返っては嘆くだろう
後を引く憎さに 揺れた想ひに...夕露
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夕露