天素

今日もほら、また来ちゃった
気が付けばふらふらしてる私の目は
いつも君がどこかにいて
探してなんてないのに
どうしちゃったのよ
今日もまた君は傍にいて
いつも笑わせて授業どうすればいいの！
変な目で見られて怒られて
君のせいって言っても笑ってる
君のその顔今すぐ殴っちゃおうか？...

私は私にとってのトクベツがほしかっただけ
義務じゃない私の意思が
誰かに届けられるその声を
想うその心と体すべて
私にとってのトクベツを生み出す貴方が
ただ欲しかっただけ
また遠くなっちゃったな
またそんな顔で笑わせちゃった
私のトクベツの代償はきっと
過去の私と貴方で...

私のスタートは０だった
貴方は１が始まりだった
０が始まりなんて誰がきめたの？
今日もつぶやいてた貴方を抱きしめたくて
もういない貴方の面影を探してる・・なんて
恥ずかしくて言えないよ
早く私も連れて行ってよ
こんなにも待ったんだから
始まりが違う私に光をくれた貴方へ
明日はきっと・・・ずっと思って...

愛すより愛されたい
尽くすより尽くされて
僕にだけ溺れていてほしいのに
僕の世界はそう甘くないようで
いつも想うのは僕の方
もう少しだけ貴方を頂戴？
永遠に貴方の夢を見ていたいだけ－...

君の中の僕の存在が
君を苦しめる一つならば
消えてしまえばいいのに
僕のなかの僕が
それを許してくれないんだ
君の中の僕の存在が
君が望んでいる僕でいるなんて
唯一の場所を僕に取られた気分になったりして
君にだけは
僕であってほしいのに...

いつもそればっかり
私をみてくれないの？
たまに振り向いただけでほら、
悔しいでしょ
そう言っても笑う貴方を
私が一番知ってるんだから
ただ
せめて私-声-だけでも
記憶の片隅に
貴方の傍に...