小説を書いて、たまーに投稿してます。投稿してる数は少ないけど、お暇な方は見ていただけると嬉しいです* ○アイコンはしんわ様に書いていただきました! URL http://piapro.jp/sinwa ○初音さんとIAちゃんがすごく好きです! ○最近、受験準備とか色々あるので、あまりピアプロには来れてません…(*- -)(*_ _)ペコリ メッセ返しが1カ月くらい遅くなるかもしれません(_ _*)ゴメンナサイ
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Dear*
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「リン!朝だって。起きろよー」
早朝6時。
早起きなら、きっともう起きる時間。
朝寝坊なら、きっとまだ寝てる時間。
「リン!おい、リン!!起きろ~」
早朝6時2分。
『朝寝坊』の耳に、『早起き』の声が響いた。
「あああもぉっ!五月蝿いのよレンっ」
「あ、リン起きた」
6時5分。...モーニング・キス
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翌朝。
目元が赤く腫れていた。
鏡に映った自分自身を見て、昨日涙が枯れるまで泣いたことを思い出す。
――今日がレンと隣の席で話せることが最後なんだ。
振り返ればそれは、夢みたいに甘い思い出になっていた。
部屋を出る前に、机に置いた大事なシャーペンを見る。
昨日の出来事が幻だったら良かったのに、と思っ...淡い、恋心。≪下≫
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「……」
レンへの私の想いは、恋。
それは分かっている。けれど。
私はカレンダーを見て、溜息をつく。
あれからもう、3週間経ってしまった。
…それが意味するのは、後少しでレンと席が離れてしまうということで。
いつものように、隣で眠るレンのノートを取りながら、思う。
このままで良いのか、と。
レンの傷...淡い、恋心。≪中≫
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……もう駄目。認めよう。
自分の気持ちに嘘を付いて、見て見ぬ振りをするのは限界だ。
私は1人、そんなことを考える。
深く息を吸って、もう1度自分に言い聞かせる。
『認める?』
「…っ」
荒い息の中、私は確信する。
揺るぎない、私の想い。
『YES』
認めよう、想いを。...淡い、恋心。≪上≫