Peeping Tom

通り雨
過ぎていった
季節さえ
降参するって
かなしみは
水たまりの部屋をつくる
笑って
金平糖　あげようか
食べてみて　星のゆめ
虫眼鏡　覗いたら...

空の穴が
黄金を湛えた
白い皿に
零れおちる誰かの笑み
迷子の君
ようこそ　待ってたよ
自己紹介
兼ねて　まずはさあ　ディナーにしよう
耐えていよう
今は...

そよぐかぜ　光るほし　もえるひと　おうじさま
胸の奥　痛いのは　なぜでしょう　ねえ
枯らしたって　叫んだって　望んだって　届かないって
声　知らない　ことば
もっと近くへ　声を　捨てて
はだで　かんじて　なまえ知らない気持ち
キスをしていて？
いつか　教えて　心　そばにおいてね
儚い夢
泣いて　笑う...

ひとつの　奇跡は儚く
闇夜に　呑まれてしまう
ふたつの　心つなげたら
遠くへ　行ける気がした
どこまでも続く　空をはばたく小鳥
口ずさむ唄　風に乗り
どこまで行こうか　どこへでも行こう　たとえ地に堕ちても
流れゆく景色　青く　青く澄んで
呼び声は　遠く　遠く　届かなくて
僕たちは　引き合うんだ　繰り...

どうでもいい
どうでもいい
どうでもいい
どうでもいい
宇宙の果ての電子レンジで僕の心臓温めて
机の端の鋭利な角で頭の小指をぶちつけて
浮世の袖を振り合ったって縁も緑も生まれない
かんけいない
かんけいない
かんけいない...

■イントロ
月には酒
杯干す
言の葉散る
嘘が肴
ほろほろ酔い
千鳥足さ
■Ａメロ
苦いリアル
口移しがいい...

■イントロ
命すべて
過去も夢も
歌も声も
魂ごと
何もかもを
君にあげる
■Ａメロ
裸のあし　しなやかな腕
音を立てる　白い竜骨...

巡る星　時間　越えて
どこかに居る　君　思う
巡る星　時間　越えて
呼ぶ声よ　響け　ずっと
（響け）
星が流れた　　　（願いを掛けた）
会えますように　（あなたを呼んだ）
あたしはここよ　（ちゃんと見つけて）
あなたを待ってる（ここにいるから）
あたしはここよ　（ちゃんと見つけて）...

【Ａメロ】
大地を切り裂け　フォルティッシモ
背中を合わせて　ワルツ
二度と歌えない　世界なら
ダ・カーポの印　刻む
【Ｂメロ】
喚き散らす　あなたへの　鎮魂歌　奏でよう
　（忘れないで）　　　　　（この想い）
残酷な　不協和音さ
（愛してる）...

鈍色の夜を泳ぐ。
冷たくて痛い、細い三日月。
あたしの眼は今、砥いだばかりの牙。
この凶器は、貴方を欲しがっている。
こんなの、我が儘だと判っている。
ねえ、手に入れられないなら、いっそ。
絶対的な征服で、融解しそうな甘さと、モルヒネのような。
愛なんて言えない。
憎悪にも似た激情で、崩壊しそうな知...

あなたがいつか
飛び散って　崩れ落ちて
欠けたり　潰れてしまっても
わたしは　歌い続けるよ
繰り返される歴史
取り残される私たち
ありふれた言葉の中で
繋いだ手だけ信じてる
流れる雲　青い空　花　呼吸
注ぎ込んで早く...

鋏は地球儀を紙切れにした
意外とたいしたモンじゃない
腹をくくった
年の差？世間体？住む世界の違い？
ロミオとジュリエットじゃあるまいし！
本当に好きなら　真っ向勝負
目を見つめて自慢のボイスで
「俺に攫われて？」
恋に落とそう
歌うから　俺の声だけ聞いてなよ...

たとえば僕を楽器ではなく
一人の女の子として歌わせてくれるなら
もう死んでもいい
綺麗　綺麗ね
あなたが好き
息をするたび
じわじわ染み込んでゆく
これが恋ですか
世界が潤んでる
「嘘吐き」居心地の良い　ラヴ・ソング...