マルの投稿作品一覧
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ゆらめく銀の炎
笑い騒ぐ旅の人の 瞳に映る
砂塵に霞む空に
琥珀色の月の雫 零れて消えた
ただ一時を 歌え踊れ
やがて来る 夜明けまで
いま一度の 遠い旅に
出る前に 全てを忘れ
嗚呼… 笑わないで夜空よ
刹那の夢を分かち合う この愚かさを...Walkure
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(A1)
よそ行きワンピース 着てみたの
少しだけオトナに なれたかな?
…ねえ キミ 失礼よ? 笑うのは
子供あつかいとか やめてよね
(B1)
「大キライ いじわるな キミなんて」
そう呟いた 困らせて やりたくて
(S1)
はじめて感じた ときめきは...ロリポップ
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(A1)
明ける 空を 一人眺めていたら
夜に 取り残された 星が一つ
まるで 鏡を 見ているような Blue
不意に 涙が零れた LaLaLa…
(B1)
一人ぼっちが 気楽だなんて
意地を張って いたのかな
ベッドの中 うずくまって
いまさら 素直になれるのかな…...あの日のままで
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白い吐息 冷たい朝の
空気にほら 溶けて消えるの
凍える指 ポケットに詰め
急ぎ足で 駅へと向かう
いつもの朝 いつもの電車
人の波に 流され歩く
誰もみんな 前だけを見て
迷いもなく 進んでいく
一人 立ち止まり
耳を澄ませば...Day after graduation
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最近やけに疲れが 顔に出てるよ
自分なぐさめすぎて
お気に入りの時間は
夢の中で いつもLovely Baby
積もるFrustration
あの子とCommunication
うまくとれない どうしよう!?
増殖するQuestion
ちぐはぐなImagination
全部私におまかせ♪...お掃除してあげる♪
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確かめたい想いが
不意にきつく私を締め付ける
傷だらけの心に
鈍い痛みを刻み付けて消えた
さよならも言えなかったけれど
今でもあなたを待っている
熱く抱き締めた穏やかな日々と
大事に大事にしまっていた
消えそうなあなたのぬくもり
もう少し触れたら眠らせてよ …そっと ...いくつもの夜を越えて
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今宵 凍りついた刃で
この身 切り裂いてくれないか
いずれ 剥がれてしまうならば
その手で 縛めて
翳る雲隠れの 月に惑わされ
闇を駆けて消える 一筋の希望
君の姿さえも 上手く描けずに
乱れていく風の 行方追いかける
(始まりの場所 偽りの同情 背負うにはあまりにも大きな代償)
誰も知らない一刻先...Knife
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白か黒かの判断基準が
イエローサインを突破し始める
背後には奴らが段段と並んだ
生意気にクラクション鳴らしていやがる
液晶画面はアテにならず
もうじきに治ると信じてはいたが
ようやく諦めがついたみたいだ
Uターン?今更引き返すことなど
出来ないこと解っているだろう
じわり手に汗が滲む...JOY RIDE
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Say, good bye わたしは行(ゆ)くけど
どうか悲しまないで
Phantom rain 途絶えた雨音
砂の 風吹く街で
Long long time あなたはとなりで
いつも笑ってくれた
(乾いたこの街に雨が降らなくなって
長い時が経つ。
わたしは雨が降らなくてもいいけれど...Time to Vanish
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暗闇を 割く雷
きみの影 映し出した
土砂降りの 雨音に
かき消され 聞き取れぬ声が
天に届くと 信じて
積み上げてた 砂の塔は
存在さえも 赦されずに
雨に崩れてく
このままで しあわせだと
強がって ごまかしてた...バベル
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(Ride on music , over)
Dont say! 何も 言わないで
目を閉じて 音でカラダ満たして
Dont say! 肌を 伝い広がる
音の波 夜の街を揺らすよ
yeah, きらめく 空気震わせ
everyday, everynight 歌いたい
(Ride on music...Subsonic
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鏡に映して
指で紅を引いて
格子の向かふの
夜空仰ぐ
都を追はれて
北に落ちのびたと
あなたの便りを
胸に抱いて
――終はりのない 戦の世に
誠を尽くした人...暫月 -ZANGETU-
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はるか夕焼け雲が流れて
むらさきに光る波
川面に揺れる大きな舟見つめて
ぼくはいつも遠い海に憧れた
果てなく続く波の
その向こうには
こことは違うどこか
きっとあるから
見つけ出すから…
白い帆を広げて...プレリュード
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真っ直ぐに 伸びる飛行機雲
どこまでも 空は青く
サンダルを 脱ぎ捨てた
素足に 寄せる波
濡れた砂を 踏んで
歩いている きみの
長い髪 風がさらっていく
海に揺れる光
眩しすぎて ぼくは
目を閉じた ...shore
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蒼(あお)ざめた 夜空に
細く残る 月は
消えない 爪痕(つめあと)
…I cant be anywhere…
遠くで 誰かが ピアノを 弾いてる
懐かしい その音色(ねいろ)
追いかけ 彷徨(さまよ)う 見も知らぬ 街角
風に揺れ 消えていく
微(かす)かな melody(メロディ)
蒼ざめ...Banshee
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目覚めて 気付いた
淋しい夢 見てたこと
震える手 …アナタガイナイ
ただそれだけで
暗い翳が 忍び込み
心 千切る
優しい言葉 信じていても
今すぐ何かが 変わり始めそうで
あなたを愛して 知ったの
本当の 孤独を...月蝕 ――eclipse――
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揺れる灯り 照らしたカード
恋の行方 告げている
ちらり投げた 眼差しの謎
迷わないで 受け止めて
闇に香る 艶めいた花
蜜の甘さ 滴らす
言葉の裏 仕掛けてる罠
伏せたハート 引き当てて
ヒミツのコトすべて 教えるわ
赤と黒のカードが 語るFate...Wondering
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Soar in the air
So far, You are ah,ah
Fly high in the air
Too far, yeah We are…
Shining snow,
it covered the world
So, I dont know...Distance
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黄昏時(たそがれどき)の 空が落とす
気紛れな雪
足元の アスファルト
濡らし消えてゆく
季節 はずれの 雪に 急ぎだす
人込みの 中で 一人 立ち止まって
わたしは (遠く) 耳を 澄ませた
―――あなたの声が 聞こえたようで…
移り過ぎてく 日々に紛れ
薄れてく過去...I wish…
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遠く落ちる 夕陽
荒れた大地 染めて
すべてのもの 同じ
黄金(こがね)に 輝く
人は二つに 分かれたまま
終わらぬ戦(いくさ) 繰り返すよ
けれど 見上げた空の色は
こころ溶かすよ(う)な amethyst
風よ伝えて ぼくの想いを
あの懐かしい 川のせせらぎへと...amethyst
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がんばったつもりだけど
同じとこで また間違えてる
「やればできる」なんて そんな言葉
聞き飽きちゃったな
友達にメール送り
ぐちを聞いて もらおうとしたら
「今日はデート」なんて そんな返事
やってられないよ
深呼吸してみよっかな
少し窓を 開けて...Shiny Sunny Days
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体揺らす 衝撃が
深い闇を 切り裂いて
砕け落ちる 硝子の夜空
虚構(ウソ)と現実(リアル) 交差する
長い夜が 明けるたび
不意に きみを誰より近く
感じるのに
逸らした 横顔に
拒まれた 言葉は
行き場もなくし 彷徨う空… ...Overdrive
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大切なものを 守り続けたかった
鈍色に滲む空
白い雪は止まない
指先に落ちた 脆い結晶崩れて
たくさんの思い出が
溶けて揺れて流れる
遠くで誰かが囁く
――サヨナラ…
すべての音が消えた街で
舞い落ちる雪を手に受けて...snowflakes
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…沈むセカイ 浮かぶオモイ
消えるカタチ 灯るイノチ
揺れるヒカリ 溶けるイノリ…
深く広い 夜の静寂の
海を渡る 旅人を
遥か遠い 空の高みで
導いてる 輝く Stella
過ぎてく日々に 押し流されて
何かを 手放してた
澱んだ街の 息苦しさに...ステラ ―Stella―
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マスカレエドの夜 花街(はなまち)の歌姫は
燃え上がるよな瞳 煌めかせてた
長い髪には白い カメリアの花飾り
誘いかける男たちに くちづけをして言った
――さあ踊りましょう すべて忘れて
花の命は 短い
はじける花火 こぼれるワイン
あたしの肩 抱き締めて
幸せな時が 終わり告げる前...La traviata
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空にほろほろ 霞む夕月
風にはらはら 散る花吹雪
そこに集うは お花見ぎつね
しっぽそろえて さて騒ぎます
桃色色づく つくしのはかま
桜の花びら ひらりと落ちた
明日も遊ぼう あの丘登り
みんなで花酔い お花見ぎつね
暗い夜道に 灯る鬼灯
杜のやぐらを 照らす三日月...三本締め(仮)
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電車の窓から ふと見た曇り空
そこから一すじ 差し込むまっすぐな光に
何も出来ないこと
苛立ってばかりいた
ちっぽけなわたしの
心がため息ついた
…トン・トン・トン
扉叩く
…トン・トン・トン・トン
何かが...Sunlight(仮)
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Rain on me キラキラ 光零れて
街に降り注ぐ やわらかな雨
Rain on me キラキラ 煌めくセカイ
優しく包まれ 洗われてくよ
――ぽつり落ちた雨だれと うつむいた傘
色の変わるシグナルが 遠く霞んで――
透きとおる 風景を映し出し
ささやくように 揺れてる雫
Ra...Showered
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風が吹き ひらりと 色づく葉を散らし
驚いた 鳥たち 空へ飛び立つ
飛び立った 空には ぽかり浮かぶ風船
くちばしで つつかれ ぱちんと割れる
猫が鳴き 逃げ出して
犬が吠え 追いかけ
風が 葉を踊らせて
きみはほら 笑った
風が吹き ふわりと きみのリボンほどき
差し出した ぼくの手 す...Leaf Dance
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悴む指 握りしめ
あなたの温もりを 探して
何も見えぬ 雪の途を
一人 彷徨う
音もなく 舞う雪は
すべてを 隠し 積もっていく
ああ どこかであなた 見失って
はぐれた まま…
凍える風 吹き荒び
わたしの哀しみを 攫って...はぐれ雪
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