ゼンザイ

二人で逃げたあの日に見た景色
世界が赤く染まる
その夜に月はあがく
一緒に川へと沈むのです
色んなものを放りだしたんだ
歯がボロボロになるまで幸せ噛み締めたい
あの電車に乗る
それは遠ざかる世界
さよならだ
笑わないで怒らないで...

電車に乗る君を見つけた
いつも一人でいて窓を見つめる
その顔はもはや罪で
好きになったんだ
その日は近くに来たから驚いて
僕は車内で派手に転んだ
鼻血が止まらないぞ
しかもその顔を見られた
ユラユラ
ほほが赤く染まり出して...

悪戯な顔していつも隣に
居た君が今は遠く見える
何だよ 何だよ
もっとかまってほしいだけ
出会ったときは
何も出来なくて
ぎこちなかった
そんな私を
大事にしてくれた
ドキドキしてよ...

雪の舞う冬の日に花火が咲くように
素直になれない
嫌いになってよ…私を
あの日の言えない言葉は今も
君のことを嫌になるくらい思わせるの…
バカが！笑
白くて甘くて震える季節は
苦しくなるくらい
君を好きにさせた
白い悪魔の魔法にかけられて...

堕堕堕堕堕堕堕堕
屋上から飛び降りるくらい
好きの気持ちが心を刺すの
落ちていった先にあるものは
地面だけどすりぬけ地に堕ちた
わたし堕天しちゃったみたい
悪魔に変身するから覚悟して
堕天使ガール 今日も眠れないの
好きの気持ちが離れないの
地獄の果てまで追いかけさせてよ...

出会いは最悪だった
教室でぶつかった
顔面パンチしたぞ
鼻血出てたよな
お前は変わってたな
いつも一人でいてよ
ただのボッチなのかな
私と同じだ
窓から見た横顔は
どこか寂しそうだった...

千年前まで越えてきた私
お前との出会いだったな
見た目はオタクみたいだったよな
だらしなかったぞ
一緒に暮らし始めたよな
お前はよくニコニコ見てたな
私はそんなお前のことをどう思ってたんだろ？
任務で一年だけこの時代にいろ(アホ所長)だと
私は本当に帰れるかこの時心配していたんだ
帰りてーよ まいに...