飴色Pの投稿作品一覧

晴れ渡る碧空
天に浮かぶ幻の古都
其処へ向かふは　銀の衣を纏い
ひらり。月影と、白い霧を祓い
ひらり。風に舞う
黒い蝶の如く
夕暮れと十六夜
地の底よりい出る妖
其処で詠ふは　絃を弾く影法師
ひらり。陽炎と　黒い霧を晴らし...

　遥か西の果てに　朱い陽が灯され
風を纏う鳥達の群れ　空の彼方へ消える
朧月に照らされ　夜に舞う桜
水に浮かぶ月夜の下で　波紋拡げて揺れた
　届かぬ文したためて　募り積もる時を数え
袖を寄せた暁と　還らぬまま...
　風は遠く睡の森へ　常世の夢で又、出逢えたなら
紡ぐ糸は千切れて解ける　空の色に混...

　遥か西の果てに　朱い陽が灯され
風を纏う鳥達の群れ　空の彼方へ消える
　朧月に照らされ　夜に舞う桜
水に浮かぶ月夜の下で　波紋拡げて揺れた
　届かぬ文したためて　募り積もる時を数え
袖を寄せた暁と　還らぬまま...
　風は遠く睡の森へ　常世の夢で又、出逢えたなら
紡ぐ糸は千切れて解ける　空の色に...

遥か西の果てに　朱い陽が灯され
風を纏う鳥達の群れ　空の彼方へ消える
　朧月に照らされ　夜に舞う桜
水に浮かぶ月夜の下で　波紋拡げて揺れた
　届かぬ文したためて　募り積もる時を数え
袖を寄せた暁と　還らぬまま...
　風は遠く睡の森へ　常世の夢で又、出逢えたなら
紡ぐ糸は千切れて解ける　空の色に混...