有未花華の投稿作品一覧
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ひとりぼっちで練習して
披露する日々の繰り返し
ひとりぼっちで笑顔を絶やさず
極めた芸道を披露する日々の繰り返し
誰にも相手にされない
ひとりぼっちのピエロ
お面の中では
涙流してる
汗とともに涙流してる
ひとりぼっちがさみしいこと知ってるから...泣き虫ピエロ
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1)朝から緊張して
いつもよりテンション高め
こんなに鼓動を感じるのは
恋をした時以来なくらい
人前で話すことに慣れてないよ
人の視線こんなに感じたことも
足が震えることも
初めてだよ
S)目を閉じて深呼吸して落ち着いて
目を開けた時には自信に変わってるよ...頑張ったね
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愛の言葉
語る人混み
車の音で掻き消される
愛の言霊
あなたといる時は
周りの音など耳に入らない
あなたの声が心地いいから
愛の言葉
語る時は
静かな場所がいい...二人の世界に
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舞い散る雪の中
走り出すのだあなたの元へ
白い吐息が
寒さを物語る季節に
袖を通して
帯をきつく締めたなら
かんざし一輪頭にさして
寒さを身に染みながら行くのよ
あなたがいなくなる前に
急ぐの急ぐの...雪輪乱舞
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《サビ》
君がくれたものが宝物
君といた時間(とき)が宝物
A
些細なことで喧嘩して
仲直りのきっかけ探してた
楽しいはずの1日が
些細なことで砕け散る
B
いつしか思い出になるけれど...宝物
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寂しいと零すのは
悲しいと零すのは
いつだって
茜色の空になった夕刻
会いたいと話すのは
側にいてと袖を掴むのは
いつだって
茜色の空になった夕刻
いつだって会えるのも
わかっているはずだけど...茜色の空に
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君が伸ばした手を
誰が掴むんだ?
君が叫んだ言葉を
誰が聞いているんだ?
知ってるか?
誰も見てないし
誰も聞いていないってこと
気付いてないから
まだそんな風に
必死になるんだな...伝えたいなら
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愛してるって言ったら
あなたはいなくなりそうだ
だから
心の中でだけで言うことにしようか
こんなに側にいるあなたに
いろんな話はできる
けれど
愛してるって言葉だけは
まだ言えないでいる
信じてないのではない...言えない気持ち
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通い慣れた路(みち)
見慣れた風景
聞き慣れた賑やかな雑音
当たり前のもの
その一つひとつがふとした瞬間に
些細なことで
弾けて目の前に飛び散る
だからこそ
大切なものは
自分が思うよりもっと...未来(あす)のために
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エンジェル
その羽根で舞い散る星空を
羽ばたいて見せてくれないか?
エンジェル
その温もりで吹雪から
寒さを凌がせてくれないか?
無理なら言ってくれよ
エンジェル
無理して笑顔を向けなくていい
頑張りを隠さなくていい...エンジェル
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いつもいつも
笑ったり泣いたりしてた
隣でいつも
いろんな表情してた
感情を隠さずに素直なまま
だから
気を許してた
安心してた
ずっと隣にいる存在だと
でも...バイバイ
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「行かないで」って
「行くな」って
言葉や想いをバカみたいに期待してた
誰もいなくなったこの場所で
改めて知るんだ
あの表情も
あの声も
あの仕草やクセも
全てが失っちゃいけなかったものだと
全てがかけがえのない...「行かないで」
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「好き」を伝えたい
君だから
「大好き」を伝えたい
あなたがいるから
気持ちを
この熱を
目の前の君に
あなたに...届け