ユメ

今日は君の旅立ち
時の流れが進んで
出会いと別れが交差する季節
離れてもまた会えるでしょ？
それはただの独り言
本当はすごく悲しくて
涙を堪えているの
だからさ離れないで
僕のそばにいて欲しくて
叶いもしないこと...

どこからか鳴り響く声
僕の耳元が騒がしくて
不協和音のその音で
目の前が暗くなってしまうの
画面の先で見ているあなたは
僕のことをどう思っているの？
ずっと見つめているけれど
ありがとうって思えるんだ
いつしか僕の心揺さぶられ
それはきっと誰かの言葉で...

静かな夜に
考えていた
宙に浮かぶ星を見て
世界はどこまで広いのだろう？
どこまで進んで行けるのだろう？
僕が大人になれば
幼い頃の夢も
共に歩むことで叶うのなら
この想い誰かに届くかな？
繋がり合う世界も...

薄暗い部屋の中で
目を閉じる
Ah…
眠れない
好きなこともない
時間だけが過ぎる
朝が来る
夜が来る
Ah…
毎日が...

あの頃の夜の街
星空が輝いて
手を伸ばし握っては
雲に隠れる月を眺めた
結局見ないふり　　
自分のこと見失うの
そうやって暗闇の
奥底に沈んでいくから
触れるたび
また消えていく...