ＰＰＰ

淡い期待は　浅い酔いと弾けた
惑う視界は　深い恋を捉えたまま
温いマグカップ　止まった洗濯機
薬指の魔法　まだ解けない
言葉で補って　無償と偽って
繋いで笑って　疲れたよねぇ
思い出そっと　机の上置いて
弱い虫哂って　また抱きしめる
暗い夜は　冷たい月が似合う
流れる時間は　それも暖めてしまうの？...

星が降る朝、夢は、褪めた（７、３、３）
零れ落ちた泡沫、音色、惑いながら（１０．３、６）
また枯れた、花の名前、教えようか？（５、６、６）
偽りと隠した日々に、別れを告げよう。（１２、８）
やがて嘘は崩れて、何も無くなる。それでいい。（１０、７、５）
何時、鳴り止んだ日々に、終わりを告げそう。（２、...

真っ白な紙に　綴られる文字は
まだ読めないけれど　小さな君のお願いらしい
真っ青な空に　話しかける姿が
大きくなる頃には　もうさようならかもしれない
今日も泥んこになったままの　クマさんのシャツ
笑った顔で　「ただいま」
今日は公園で砂遊びをしたよ　泥んこになってママに怒られたけれど
それにね　新し...

じゃんけんしてさ　僕が勝ったら
もう少しだけさ　傍にいてよ
もしもの話　君が勝ったら
これから先も　傍にいてよ
分からないよ　明日世界が終わってしまわなくても
一時間後　この心は逆さになるかもしれない
沢山の矛盾を　抱えたこの手で
隠された群青　見つけたのはたった一人の
甘い愛の味を　覚えたこの舌で...

有耶無耶の中で　隠したままだなぁ
もういいかい？　まだだよ
雨や無やの途中　探して探し続けて
もういいかい？　まだだよ
呆れた顔を見た　僕の表情が
諦めに変わったのは　いつだった？　いつだったっけな
青、溶け出したそこに
顔を隠したままの　大切な他人
夕、さようならはそこに
けどもう少しだけ　探して...