真っ白な紙に 綴られる文字は
まだ読めないけれど 小さな君のお願いらしい
真っ青な空に 話しかける姿が
大きくなる頃には もうさようならかもしれない
今日も泥んこになったままの クマさんのシャツ
笑った顔で 「ただいま」
今日は公園で砂遊びをしたよ 泥んこになってママに怒られたけれど
それにね 新しい友達も出来たの
まだブランコは少し怖いから お兄ちゃんが居ないと乗れないけれど
いつかは 一人で乗れるようになるから
真っ暗な夢が 覚めてしまう前に
そのお願い事を 叶えてあげられるといいな
真っ白な僕が 褪めてしまう前に
君が君の中で僕と ちゃんとさようならできますように
明日も泥んこになったままの 小さな掌
笑った顔が浮かぶ 「おかえり」
君がいつか大人になることを知って 本当のことも分かってしまっても
どうか僕を忘れないでよ 覚えていてとは言わないから
僕がいつも君の傍に居たことも消えて さようならが苦しくても
どうか君を無くさないでよ 無理して生きろとは言わないから
明日も君の傍に居てあげる 泥んこになった手にはもう触れられないけれど
それでもね 僕は君が大好きだよ
まだブランコが少し怖くても すぐに一人で乗れるようになるよ
いつかは 「君も大人になるのだから」
未来も君の傍には居られない 傷ついてしまう手ももう守れないけれど
それでもね 君は僕が大好きだろうか
そんなこと心配しても 君はまた拙い言葉を綴る
神様へ 並んだ言葉が刺さる
多分だけどね 君は僕を大好きかな
神様へ 小さな手紙に触れる
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6.
出来損ない。落ちこぼれ。無能。
無遠慮に向けられる失望の目。遠くから聞こえてくる嘲笑。それらに対して何の抵抗もできない自分自身の無力感。
小さい頃の思い出は、真っ暗で冷たいばかりだ。
大道芸人や手品師たちが集まる街の広場で、私は毎日歌っていた。
だけど、誰も私の歌なんて聞いてくれなかった。
「...オズと恋するミュータント(後篇)
時給310円
8月15日の午後12時半くらいのこと
天気が良い
病気になりそうなほど眩しい日差しの中
することも無いから君と駄弁っていた
「でもまぁ夏は嫌いかな」猫を撫でながら
君はふてぶてしくつぶやいた
あぁ、逃げ出した猫の後を追いかけて
飛び込んでしまったのは赤に変わった信号機
バッと通ったトラックが君を轢き...カゲロウデイズ 歌詞
じん
部屋に射し込む春の光が
気怠さを強くしてゆく
昼の喧騒等 無視して眠る私は
貴方を夢見る
目覚めはいつもお月様と一緒
夜の闇 駆け抜けるの
乱痴気の後に浴びる日の出は
魂を浄化させてゆく
遊びはいつもお月様と一緒
太陽(かれ)の目に届かぬ場所で...真昼によく見る虚しい夢
見鏡圭
廃墟の国のアリス
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BPM=156
作詞作編曲:まふまふ
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曇天を揺らす警鐘(ケイショウ)と拡声器
ざらついた共感覚
泣き寝入りの合法 倫理 事なかれの大衆心理
昨夜の遺体は狙...廃墟の国のアリス
まふまふ
命に嫌われている
「死にたいなんて言うなよ。
諦めないで生きろよ。」
そんな歌が正しいなんて馬鹿げてるよな。
実際自分は死んでもよくて周りが死んだら悲しくて
「それが嫌だから」っていうエゴなんです。
他人が生きてもどうでもよくて
誰かを嫌うこともファッションで
それでも「平和に生きよう」
なんて素敵...命に嫌われている。
kurogaki
ピノキオPの『恋するミュータント』を聞いて僕が思った事を、物語にしてみました。
同じくピノキオPの『 oz 』、『恋するミュータント』、そして童話『オズの魔法使い』との三つ巴ミックスです。
あろうことか前・後篇あわせて12ページもあるので、どうぞお時間のある時に読んで頂ければ幸いです。
素晴らしき作...オズと恋するミュータント(前篇)
時給310円
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