萌狐

　魔法陣とお絵描き少女
見飽きた絵具たちが騒いだ
もうお絵描きは終わりだ。ってさ
―生臭さを滴らせながら
己を守らなければならぬ―
分厚い資料はあるけど（メカクシヲサレテル？）
大事な所だけ省いて（ミエナイノ、ミエナイヨ。）
「これも塗り絵みたいなものさ。」だなんて"笑ってる"
なんて残酷なんでしょ...

　純情＝愛情→キロ単位
後ろ姿で胸が高鳴る
初めてだな　こんなの
一応 多分 付き合っている
はずだよ。・・・そうなはずで
どうして　好きだ　好きだよね？
ツンツンが治らない
キミにはカッコいいと思われたい
ポータブルな恋愛中だ　目印はこの音
目覚まし鳴った キミの所為だよ　...

　拝啓、私へ。
この言ノ葉が舞って、遠く何処かへ飛んで。
・・・いつかの私が見てるよ
あの時言った　君の一言
「空は裏切らないよ」と
あの時あの日　もう覚えてない
日にちも、場所も、なにもかも。
風はただ胸を打つ　何か届けてくれるから
ほらね、今喋ったから
耳を澄ませてみて...

　僕×愛
いつまでも明かりの灯らない　暗い物置
いつからか手付かずの包装　仲間意識も増えるだろう
丸めても片づけても不変で　尚、生き続ける
隠し切れず膨張し抑える幻
五つ数え　街が色付いて
人が溢れだした今夜
もう、針が重なって・・・さぁ、胸を躍らせて
僕の初恋。
アイスのように溶けてく...

　暗闇letter
暗闇のmainly　溺れても尚、生き延び
涙一粒零し　放つ一言　『may→way→run away』
この鎖解いても　世界＝不眠不休で
行き交う人も、孤独な夢も、本能直結理論
「どうせ・・・」なんて嘆いて　蛍光探して這って
入手出来ない光を求め　不毛に歩き続けて
ピアノのオト、ミ...

　思い出summer
SummerVacation　夢見た毎日
SummerVacation　逸る気持ち越えて
SummerVacation　街が色付いてる
SummerVacation　幻想だろうと・・・
陽射し　眩しくて　また
波が　押し寄せる
今年の夏も水着とビーチで
海を満喫しよ
貝殻の足跡...

　カナカナwinkチラリ☆
本気(マジ)の力見せてやる
クラスの男子も夢中
あたしの魅力にかかってしまえば
ガチで半端ねぇ歌唱力
速攻の完コピだって
余裕の楽勝に決まってるだろ
成り切った笑顔もお手の物よ
目指してる夢もありがちでいいじゃない
ねぇ！あたしを見てよね　ちょっと！見る目ないんじゃない？...

　隠し味シュガー
１、材料調達してくる
２、器の準備をして
ほら、固めても、冷やしても。　
膨らんでく恋心(ケーキ)
飾りつけしたってさ、隠し切れない本心(スポンジ)
日々　練習
今日の作戦(レシピ)は何？
待ち続けた　告白(ラッピング)なの
この長い髪、白い肌。　　...

　　迷信∞Spinning
　
「Cメロ1」
絡みつく気持ちの先も　何もかも
解けてく、ほら。
「Aメロ1」
曇り空の下　分岐点ばかりで
寄り道するほど　胸でこじれた不満が増え
「Aメロ2」
空き缶蹴飛ばし　空に背を向けても...

　マイナス模様
　　　　―S0―
[偶然拾った　ガーベラの葉っぱ
刻まれてた無数の傷]
(頑張っている　必死で生きてる
それだけじゃ・・・足りないの？)
　　　　―A1―
[待ち遠しい季節　いくつも過ぎてく
流れる時間が早すぎて]
(ため息の日々が　いくつも積もってく...

butterfly emblem
安直な私の見せ場はひとつ
乱舞任せで不躾に踊った
僅かな命　もどかしい合図　送っても
morning～night　移り変わってゆく
cold,on,me　隠しても、怯えても、凍えても・・・
着いて回ってくる後悔はさ、
象徴だから拭えない　明日を信じて
体中巡らせた神...

　回旋曲フォーメーション
狂った宝石たち　
見違えるようなjewel
この世界でいつでも　有り触れたロンド
輝いた夢無数　光ってまた磨いて
まだまだ宇宙(さき)は広いから、ほら
解くよ魔法
お星様を捕まえ
明日の地図描いて
固定された今日でも　放たれたロンド...

　エピローグ　　　　　　詞：萌狐
麗らか　風が吹く
穏やかだね
君がまた　背中を支えて　さぁ
華やか　明日飾る
一歩にして
踏み出した君見つめたい
どうして空は泣いてるの？
僕も涙溢れてくるよ
細やか　顔曇る...

　イシンデンシン
　[Aメロ]
勢いで閉じたひとつのページ
綴ってあったのは何気ない恋詩(こいうた)
―会いたいよ、愛してる、狂おしいくらい。
咲いたのは純粋なハテナマーク。
一向に動かない私の胸(しんぞう)
どうして？・・・まだ、かな？
なんだか、青春みたい。
　[Bメロ]...

　水玉スタート
声が　響くよ
陽射しすり抜けて　飛び出した風景は
水玉スタート
風に吹かれた服の模様が
少し輝いて見えたけど
キラリ、星が見えた夜空は
ポツリ、滴が溢れた後で
作り出した日々が 破片になって
一部になるのさ　此処(ここ)は行き止まりじゃない...

　テピットシュガリー
躓く明日に　混線した歌
抱き締め切れないよ　こんなにたくさん
楽しい毎日　幸せ者だよ
爪先睨みつけて　溢れた水滴
何が駄目だった？
何が正解で、、。
私、嬉しいの。
心痛むけど。
染まったのは君色で、間違いとは思わない...