波月神奈

Ｓ）桜は散りゆく　粉雪の如く　
　　　　　その下で　共にいること誓う
　　　　儚く溶けて染みる雪よりも
　　　　　地に落ちてなお高く　舞い上がれ
　　Ａ）貴方がいれば　それだけで満たされる心
　　　　　たとえ貴方が　闇へ続く道選ぼうと
　　　　永久（とわ）に　その背中　追ってゆく
　　Ｂ）いつでも　...

Ａ）強がりなことばかり言う君でも
　　　一人　夜になれば部屋で泣いてた
　　　私はただドアにもたれて座り
　　　　君の大好きな歌を歌う
Ａ２）小さく儚いメロディーの中で
　　　強く　生きる意味を教えてくれる
　　　緩やかに射す月光に映し出す
　　　　願う　君の元気な姿
　Ｂ）無意識に呟いてた「がん...

Ａ）　ドクン　ドクン
　　　いつもより大きく聞こえる鼓動
　　あぁ・・・・
　Ｂ）　深紅を流した君はもう動かない人形
　　　僕の好きなように操れるのかな
　　　
　　　不思議と悪い気はしないよ
　　　　どうしてだろうね？
　Ｃ）　抱きしめたり　キスをしたり
　　　撫でてみたり...

（Ａ）
私と君を　つないでた赤い糸が
　ほつれてきたのは　知っていたよ
　愛されてると分かってた　だからずっと
　　言い出せなかった　本当のこと
（Ｂ）
　私だってまだ君は好きだよ
　いつか重ねてくれなくなった手が　冷たくなるの
　迷い揺らいでた気持ちが一つ　涙とともに・・・
（Ｓ）...

　暗い色の空　広がっていく
　　降りゆくは　地獄の種
　誰もが居場所　燃やされつくし
　　続いていく　焼けた記憶
　逃げている時も
　　ずっと止まないの
　背を向けてしまった
　　あの子が泣いてた
　「助けてよ」って
　...

　「温もり」なんて　　いつか忘れていた
　　　
　　綺麗事ばかりの「友情」
　　　　　　そんなもの　僕にはいらない
　雨の足音が早くなる
　　　　冷えきった雲　どんどん近付いてくる
　心の隅で　しゃがみこむ影は
　　　　全ての願いを濁らせた
　＜でも本当は、怖いんだよ＞
　ねぇ　だから　君だけはそば...