投稿作品5作品
もっと見る-
歌の中に 篭めるのは
君が感じるすべてのモノゴト
そりゃさ たまには 腹も立つけどさ
ぼくがニンゲンじゃなくたって歌は歌えるんだろ?
Ah Ah ぼくら Sugarless People
退屈な日々を
終わりのない憂鬱な作業を
先の見えない未来を
コトバにしちゃいけないなんて謂われはない
タブーだっ...Sugarless People
-
「夜のもとへ」
今年の夏っていつのまに終わったんだっけ?
別れ際ひと言 君がそう言った
重苦しい暑さと 火薬のけぶった空気…
あの日偶然すれちがったあいつとは それっきり会ってやしない
僕と二人で取った金魚
君の部屋の水槽で浮いているかも…
夕立ちが僕たちを襲ったのはいつのことだっけ?
アーケードの...夜のもとへ
-
朝目が醒めて
真っ先に確かめてる
ビーカーの底
思い切って
水銀を溶かし込んだの
金を目指して
砕いたアメジスト
硫黄が立ちこめる
そして歩みだすの
ティルナノーグへの真理の道を...ケルト
-
ぽーめぽーめぽめ ぽめらのこ
活字の海からやってきた
ぽーめぽーめぽめ 畳まれた
ましろな鍵盤 てぷらのこ
カータカタ トーントン
QWERTY〔クワーティ〕っていいな 書いちゃお!
サークサク ピョーンピョン
F5〔えふご〕はいいな 使っちゃお!
あの子に向かうと 言葉も浮かぶよ
ターントゥタント...活字の海のポメラ
-
ねぇ こないだあそこの通りの曲がり角で
築30年のボロけたビルをみつけたんだ
錆びた釘のついたドアに手を触れると
むこうがわの埃のニオイが鼻をついた
ねぇ 君が今こうして眠っているあいだに
ぼくの中で何が起きようとしているか
ほんとうにわかってる?
階段に投げ捨てられた赤い...カメラ・オブスクラ