タグ「オリジナル」のついた投稿作品一覧(20)
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A
暗がりで泣いてるあの子の
眼の玉を刳り貫けば泣き止むだろう
命を懸けた必死の叫びも
口をミシンで縫い付ければ黙るだろう
B
「このはし渡るべからず」と
立て札を置いた意図を知りながら
屁理屈で誤魔化して堂々と渡る
「其れ」を村人達は囃し立てる...【曲募集】業火ノナカデ
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A
恋人の条件は
人それぞれ色々あるみたいね
顔は勿論、年収とか
趣味が合うかも大事みたいね
A
面接の条件は
第一印象が全てと聞いた
スキーサークルを覗いたら
「ウチ、ヤリサーだよ」って笑われた...ゲンジツとホンネと身分のワキマエ
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A1
日常系アニメが乱立する世界に
超常系ヒーローが現れたぞ崇めよ
諸悪の根源「面倒臭い」を退治して
テーマソングは仮だけどいっそこのままエンディング
A2
日曜の夜七時いやいや今は土曜九時
敗北も計算内全ては視聴率のため
昼食は秘密裏にイメージを壊さぬよう
Justice?Scrooge?どっちつ...ultra hero
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右向き左向きまた右向いて
そうこうしてる間に信号が点滅
お口にチャックしたまま窒息死
無能な刑事共は死因すら解けない
風船が破裂してヘリウムが充満
いつの間にか皆が変な声になってる
自分で決めたイキザマを決して曲げるな
後ろを向いた瞬間落とし穴に嵌まってドボン
急ごしらえの殿様に媚びてる場合かい?
...イキザマ
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“Don't open PANDORA box.”
A
夜明け前の街を一人で歩いていたら
路地裏の隅にボロ切れを纏った
君を見つけたその日から僕らの運命は
狂ってしまっていたのかな
B
少しだけどご飯は食べる
空いた時間はパズルを解いてる
けれど時々手を止める...PANDORA【曲募集】
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晴れの予報はもう
信用してないけれど
案の定雨は降って
思わずため息漏れる
貴方を失くしたあの日から
僕の周りはいつも雨
いつまで経っても癒えない傷
夕暮も朝焼けも貴方も僕の前から消えた
それから僕は雨男
負の想いが雨雲を呼び寄せるというのなら...雨男メロディ
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くだんない世界に悪態ついて
今日も僕らは寝転んでる
くだんない未来は誰のせい?
目を逸らしながら
逃げない事が「強い」のなら
逃げてる僕は弱くていいや
死ねない事は迷惑なの?
首をかしげる
頭の中でくるくる回ってるあの歌を
歌い出したら通報されるかな...くだんないや
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もはや最初のイメージと
かけ離れてる生き様だけれど
別に楽しいからいいや
この場所で新しいイメージを
工場長は僕らに言った
生産性?サイクルタイム?
何だかよくわからないけど
何となくつまんないことはわかる
ねぇねぇ僕らはモルモット?
それがどうしたネグレクト...May Day!May Day!
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僕は鳥じゃないから、別に飛ばなくても
のらりくらり何とか、生きてはいけるけど
それじゃ何のために、僕の背中に翼は
生えてるのかっていえばそりゃやっぱり飛ぶためで
僕は鳥じゃないから、別に啼かなくても
のらりくらり何とか、生きてはいけるけど
それでも辛いから、気づけば声に出して
言葉にもならない想いを...飛翔セヨ
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ユートピア、ユートピア
貴方と私の桃源郷
ユートピア、ユートピア
二人きりで楽しみましょう
「楽園など存在しない」
悪魔の証明を真実のように
言い切るのには訳がある
破綻寸前の世界の定理
貴方が私を殺したとして
殺した貴方は得をするかも...ユートピア
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welcome to the kindly world
そうさ
この世界は優しきWORLD
誰もが誰も優しきWORLD
人殺しが歩く優しきWORLD
罪深くても赦されるWORLD
他者を認め合う優しきWORLD
叩き叩かれの優しきWORLD
人々を想う優しきWORLD
人以外には厳しいWORLD...優しい世界:kindly world
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【A】
嘆き溢れる世界に灯火のように光る歌を
いつかは僕も描けるように今日を生きよう
【A】
道無き道を進んできた先人たちの後ろをただ
歩いているだけだけどいつかは追い抜くのさ
【B】
不満だらけの身体だけれど
伝えたい想いは残ってるから
一筋ずつ糸を紡いでいけ...【作曲募集】end of the world
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この街の人々は皆
無神論者を気取りながら
心に神話を抱えてる
得体の知れない神話を
機械的に仕事をし
機械的に残業し
義務の様に酒を飲み
義務の様に僅かに眠る
そんな滅茶苦茶な
根拠もない教義...エクスチェンジ腐敗神話
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月並みな 顔と背丈で
別に印象 残らないけれど
心の中 実は狂ってるのよ
真白い雪に泥をかけたいわ
「普遍的」が褒め言葉になってるこの世界で
普遍的な姿かたちの私は
「平凡に」生きることが求められてるの?
知ったことか
私はジェットコースターに乗りたいの
もっともっとシェイク、お願いマスター...BAR DANGEROUS
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私の幸せの時間は
毎日15時までなのよ
まるでシンデレラみたいね、きゃはっ
ガラスの靴を落とすなんてヘマはしないけど
帰り道、笑顔崩れてる
家に帰ればもう泣きそう
部屋に帰れば号泣よ、なんてね
女の子の涙は大事な宝物なのよ
昨日のメールの話をする輪に...White night
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校舎の屋上の鍵は
いつも何故か開いていて
清々しい程青い
空の下で一人
業務連絡すらも
まともに話して貰えない
こりゃ静かでいいやと
突っ伏していた
貴方はどうして
そんな僕に話しかけたのかな...笑ってよ
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意気揚々と7六歩
猪突猛進のつもりだけれど
いつの間にか後手後手で
守りを固め始めてる
固そうに見える穴熊も
実は意外と脆くて大惨事
進まない攻めに苛立ち
いつの間にか駒がなく
千日手指し直し希望です
今度は失敗しないから...三手詰の未来
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「扉を開ければ見たこともない世界が広がっているのよ」
と貴方は言い
僕の手を強く引く
鬱屈した不満と得体の知れないストレスが
僕の胸の中に
魔物を創り出す
夢も希望もないこんな世界
捨てちまえばいいよと魔物が囁く
扉の向こうでなら僕は
幸せになれるのかな?...everyday
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どうやらこの国危ないようで
とにかく戸締まり大事なようで
中にもスパイがわんさかなようで
それなら全部炙り出すのみ
テレビで流れる言葉も全部
フェイクと断じて内なる方へ
さよなら貴方も国賊ね
待ってて待ってて平和な日
何だって僕らこんなこと
やらされてんのか解らない...よくわからん戦争
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目が覚めたらベルトコンベアーの上
時間をかけて流されていく
やがて僕らはクソつまらない
「明日」とやらに落ちていく
抵抗しようと立ち上がったら
よろけて転んで笑われて
笑う奴らは気づかないまま
片道切符の終点へ
座り込み
見つけ出す...産業的ライフ