つい先日カンタレラを聴き中世カイミクに目覚め そして悪ノ~を聴きボカロイドにどっぷりハマりました。 ソフト自体は持ってません。素敵な皆様のオリジナルを聴いて日々心を洗ってます。 自重出来ずに登録してしまいました…。 これからよろしくお願いします。 ■2/28 ボカロ専用ブログ作りました。 http://vocaloid.pierrot5959.heavy.jp/
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此処は色の無い世界。決して比喩では無かった。
荒廃した大地に根深く突き刺さる鉄柱。がんじがらめに巻かれた有刺鉄線。
粗末な服に粗末な食べ物。色の無い世界。
その日僕が見たのはこんな場所にはおおよそ不釣合いな女の子だった。
空より少し淡い色をしたワンピースに揃いの帽子。
帽子にかけてあるリボンは久しく...「囚人」3話
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その日の蒼く澄み渡った空に比べて少女は憂鬱だった。
ほんの数週間とはいえ療養の地として行く場所が父親の仕事場に近い事が。
お金さえ稼いでいれば何をしてもいいと思っている人。
何の気まぐれかは知らないけれど此処に母親と自分を呼び寄せた自分勝手な人。
「遠くにいると顔が見えないから」「家族だから」
今ま...「囚人」2話
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手を伸ばせば届くと思った。
蒼い空は歪み無く僕を見下ろしていた。
その空を切り裂く戦闘機も、耳を劈く轟音も、不穏な噂も、不安定な情勢も、
自分には関係ないと平和呆けした笑顔で皆生きている。
だから、僕も右にならってきた。
けれどもそれは間違いだった。間違いだと気付くのには遅すぎた。
―――囚人―――...「囚人」1話
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※初めに
悪ノP様の「悪ノ娘」「悪ノ召使」の虜になってしまいました。
もう何度これを聞いて枕を濡らした事か…。
というわけで自己満足でしか無いのですが小説にもならない小話のようなものを書いてしまいました。曲中のシーンです。
大半が自分の中の妄想なので既に書かれている方々のとは若干違いますが…。
原作...悪ノ~シリーズ二次創作「哀しい嘘」