プチヒコの投稿作品一覧
-
目を逸らさずに 前を見据えて 逃げる時じゃない
一気に踏み込め
ダメかもしれない ムダかもしれない それでも止まれない
どうしてなのか?
進みたいからだろ
あっさりカウンター 見事に喰らってノックアウト 派手にノックアウト
だけどまだまだ終わりじゃないんだ 次があるさ
今度こそはと勇んで突っ込んでノ...ノックアウト
-
思い思いのスピードで 移ろいゆく光景を
一人一人の心に 焼き付ける旅の途中
疲れた足を止め くたびれた服を脱ぎ捨て
目を閉じて一人 羽根を伸ばす
甘い温もり 身体を包む 思わず口ずさむ 歌
重ねた日々の 積もる憂いも 全部流れてゆく ふろう ふろう
休み休みの旅が 物語を紡いでく
知らず知らずのうち...ふろう
-
孤独な夜明け前 何も見えない八方塞がり
けれど躊躇い無く全身 なんの根拠も無かろうとも
時間感覚はすでに無い ここがどこかも解らない
でも望むと望まざるに関わらず 夜明けは訪れる
捨てられた昨日を燃料に 夜明けが今赤く燃えている
その身焼かれ炎を纏い熱帯びて 進む燃え尽きるまで
身体を捨て恐れを捨て...夜明けが燃える
-
不思議な友達 一緒に星を見に行こう、と
夜空見上げ アレ おかしいな 星が飛び回ってる
ここだけの話本当は あの星が懐かしの故郷
もし良かったらだけど 今度一緒に行こう
大地から解き放たれ 無重力 飛んで行こう
軌道を踏み外して 遊ぼう 星を追いかけて
不思議な友達 昨日のことは憶えてる?
眩い光に...遊星
-
寝不足の目を開いて 頭痛が痛いいつもの朝
優しくなろう 無理にでも
使い古しの最新ニュース 知らないまま笑って見てる
興味は無い お互い様
満身創痍の日々繰り返し ぬるめの毒を吐くよりは
やっぱ素直になって ありふれたコード進行で
歌おう 愛の歌を
もっと完璧になんて 言われてもなんかね
今は それ...ピース
-
目を閉じて独り 暗い道を歩く
落とし物を拾う 何か素敵な 物だったらいいな
遠く見上げる そこに光が灯る
眩し過ぎて 引き返して また闇の中
赤く染まった 夜が更けてゆく
暖かい そんな色 心が流れてく
誰かが言った 正しい事だと
誰かが言った 間違った事だと もうどちらでもいい
行く手暗闇 暗い寒...レッド
-
渦巻く空 旅人たち キラキラ星
降り注いだ宇宙線とダークマター
コスモス
手も足も目も口も触手も粘液も関係ない
ケイオス
どなたでも楽しめるメニュー取り揃えお待ちしてます
宇宙までもう少し ここで一休み
紅茶でもいかが ケーキもあります
どんな星からの 人でも大丈夫
どこまでも続く 道なき道沿いにあ...喫茶銀河系
-
散らかった部屋の窓を開いて 問題は先送りにして
散歩に出かけよう
横切って行った黒猫がそっとくれたチケットの行き先は
入口の無いミュージアム
展示室の奥に佇む謎めいた彫像
ニヤリ 笑う 予言 告げる その刹那に
注ぐ光線 漲る宇宙のエナジー
刺さる光線 別世界への扉が開く
一か八か一か八か一か八か一...光線
-
妄想気味の日常 あることないこと気になる展開
恐る恐る踏み込んで すぐ引き返すいつものやり方
代わり映えのない結末 思わず空を見上げる
そこは自由の国かもね なんて思わせぶりに迫る悪魔の声
でも実際その「自由」って 本当はいったいなんなんだろうね
終わりに出来ない難題 思わず空を見上げる
空でも飛べ...クルクル
-
さあ 手に手をとって 目を閉じて
ほら 怖がらないで 飛び立って
はるか 遠く 海を 越えて
風に任せ 風に逆らい どこへ?どこか 遠くへ
朝が来たら また 羽ばたいて
雨が止んだら また 羽ばたいて
はるか 遠く 空の 向こうへ
小さな羽根で 大きな命で 集い 空に描く
風に任せ 風に逆らい どこ...空に描く
-
どうして大事なオモチャを捨てなきゃいけないの
いつだってそばにいてくれた
ボロボロの箱の中に想いがギュッと詰まってる
明ける日を待っている今日も
無くしたって 探せばいい
磨き続け 自分だけで
いつだって誰だって心の奥に
抱えてた光を追うのをやめないで
今だってずっとずっと時が流れて
未来に繋がって...トイ
-
僕のこの羽は 君のとこまで飛べるかな
夕暮れの風に ふわり舞い上がって空に広がる
いつも悩みは 尽きないけれど 飛ぶための羽だったら
少し視線を 上に向けるだけで 意外とすぐそこにある
気がついたあの日 手に入れてたんだ
僕のこの羽は 君のとこまで飛べるかな
夕暮れの風に ふわり舞い上がって空に広が...気流
-
街の灯に 背を向けて 夜明け前を歩いた
あてもなく 追いかける 星降る場所探して
何もわからないで ただ眺めるままで 過ぎ行く時間と景色
ただひたすらに 進む足を止めて 振り向く空高く
一つまた一つ 抑えきれずに溢れるように
落ちてまた落ちて 家を失くした鳥のように
少し寒い 朝の空気 纏う背中 遠...星降る
-
ピロピロ クネクネ ニョロニョロ
ピロピロ ヒラヒラ シャカシャカ
跳んだり 跳ねたり ひっくり返ったり
登ったり 降りたり 急に走り出したり
捕まえられそうで 捕まえられなくて
爪を立て 甘噛みして
でもすぐに飽きちゃって
また今度遊ぼうね
抱いたり 掴んだり もう離さなかったり
捕まえられそうで...ピロピロ
-
フワフワ 春めく日常
扉開けて どこかへ行こう
キラキラ 息を潜めてた
花が歌う ステージを見よう
眠り猫 あくびして また眠って
穏やかに過ぎるだけ と思ってたけど
前触れもなく春雷が 頭の中に鳴り響く
あること無いこと何から何まで春に染まってく
君からもらった言葉が 五月雨式に飛んできて
嵐の...始まりの歌
-
火星に魚は 泳いでるかしら
君は時々 あっち側の話をする
コーヒーに昨日のこと 煮溶かして
カップから逃げ出す前に 残さずに飲めるかな
僕の頭も 窓が開いて
同じ景色が 見えたらいいのにね
君が歌った コスモの歌が
夢の中までも 聞こえたらいいのにね
火星の家族が 魚を釣ったよ
多分パイにして みん...チョコレート