沫乃

虹の滑り台の滑り心地はいかが？
まだ出来てないんだ、考えてるとこだよ
そんな君の未来には無限のダイアモンド
あの空に戻って追いかけてぐるぐるして
それでも綿菓子が甘くはなくて
もうなかないよって立ち上がり
両手広げ全て知った気になってみたりして
笑った
心の鍵どこに隠されてしまったの
目に見えずとも...

虹色に混ざる
私の感情たち
喜怒哀楽模様
あなたの心もぐるぐるまわしてあげる
ネオンちかちかと光る
虹色に混ざる
私の感情たち
喜怒哀楽模様
あなたの心もぐるぐるまわしてあげる
かきまわすのは...

（一番）
何も無い真っ白な空間に
辿り着いた私は目を覚ます
純白のけがれないセカイで
なのに始まり願ってしまうから
終わりが無くなっちゃったのかな？
誰もが恐れ、恐怖するもの
私にはその不安は無くて
だけどここはなんにも無いよ
切なさを透きとおし見る...

瞬かぬ星　私ここだよ
光掲げず囁く
地上に堕ちて　石と化したら
二度と輝けないから
深い深い夜の霧に
壊れかけの時計の
針が重なりあい響く
始まりの音色
見つけて見ないで見つけてほしい
でも何故か無性に逃げたくなるの...

右から左　流れていく呪文
それが呪い解く鍵になるんですか？　本当にですか？
叫びたいけど…
意気地無しな少年
ひらけ、ゴマ！　でひらけば悩みは無いし
毎日違うはずだ
でも繰り返してる意識が消えな否い
野生黒ネコを１３の金曜見ても
サバイバル起きないし
相変わらず流れ続けるリア充ソング...

夜舞う（よまう）華　ひらひらと
誘い込むつもりで蟻地獄
溶けるよう　魅せた月
内清外濁で　見惚れてた鳥は
一声　喘ぐと　籠から
逃げ出し　はたはた堕（飛ぶ）
喚くわ　今宵　闇夜にて　髪振り乱し
何故こんな玉手箱を残したのよ、と。
そこで　眠ってて　熱り（いきり）冷めるまで
浅ましさを織り込んだ風に舞...

1000年の羽　広げ羽ばたいた
永遠の先にある光へ
神話になったあの星の煌めきさえも
くすませる程高く消えた
舞い降りた天使はにやり薄く微笑んだ
一緒に羽ばたこう　あの空を一人占めして
宇宙と隔離されたこの世界の住民は
広がる天空に無限を妄想してる
1000年の羽　広げ羽ばたいた
永遠の先にある光へ...

茜に揺れる細い影
あなたに見えたのよ
愛おしい　その声で　今すぐ包んで
永遠誓った木の下で唇なぞるのよ
足りないわ　燃ゆる心（しん）　冷ましてほしいの
愛なんて重いもの背負うのもやっとだから
早く舞い踊るこの想いにエスコートを
穂の香（こう）誘う（さそう）舞台でお芝居をするのよ
離れた分だけ深くなる...

ピンク色の空見て気がついたの
にきびだらけのほっぺと同じ色
世界、一瞬、二人　アイコンタクト
にやにやが止まらないよ　どうしたら良い？
恋に恋してるなんて言わないで
私君に恋してます、秘密だよ
24時間休みなしこの想い
寝てる夢の中でさえ君の笑み煌めくの
そんな大切な時…
くすみかけてたリアル...

守りたいという罪が
剣（つるぎ）に宿るなら
戦いは止まらない
誰も逆らえない
喜びは悲しみをまた生んで
銃声とゴスペル天に共鳴してた
銀色の意志　投げた夜は
罪が罪を　この身に刻んでく
ここで　消えても良いだなんて　許さない
黒い雨が　この身　ケガしていったとしても　まだ…...

見つけた！　君の横顔
少し跳ねた髪　キュートっ！！
私よりも可愛い！？
いや本当それありえますよって
恋の果実　かじってハジける
全て初めて
私どうしてたら良い？？
分かんないっ！　教えてよ…
君の事ずっと想ってたんだから！
でも見つめてそれで終わりだと思っていたんだ...

闇に生命（いのち）が散る
それを美しいと
さして目もくれずに
皆（みな）で祝う酒
誰もいないのか
何故あなた散ってゆく？
あなたがいないと
私一人ぼっち
春が来たからとて
願いの一つも叶わぬだろう...