ロロ

ああ眠いなぁ　もう４時過ぎか
そりゃ当たり前か　おやすみなさい
明日起きれる保障もないけど
今は眠っていたいんだ
夢の世界でふわふわり
漂っているだけで気持ちいい
やわらかな光につつまれて
おやすみなさい
何かに引っ張られて
目覚めの恐怖に襲われて...

あとどれくらい経ったら
ラクになれるのか
わからない理由は　勇気がない証拠で
言葉にはするけど
伝える相手もいない
文字にしては消しての繰り返し
ずっと胸に消えない傷があるけど
それは強さにも変えられる
空を飛んでみたいとか適当な言い訳をして
飛べるはずもない　空から街見下ろしてみたって...

槍のような雨が降る
ボクは串刺しになってる
どうしようもなく倒れこむ
笑い声は反響する
このまま眠ればボクはきっと
この雑音の中で一人
涙も流れず消え去ってしまう
追わなかったことに後悔するだけ
もう一度立ち上がりたい
夢の終わりを見るのは嫌だ...

宝物ってなんだっけ？
ヒトに聞いてもわからない
ボクはいつだって
大事にしてたはずなんだ
気付いたときには
何もなかった
思い出そうとしても思い出せなかった
それは
思い出せないんじゃなくて
思い出せないフリをしていただけ...

ボクはこの空間が好きなんだ
四方八方壁だらけ
ボクはこの空間が好きなんだ
好きなもんだらけの世界
真四角いその空間で
ボクは独り　それでも大勢
かくなる上は仲間を率いて
ヤツ倒しに行くんだ
逝ってらっしゃい　の合図で
ボクらは駆け出す...

夢から覚めた時は気付かなかった
記号が頭の中を回っているような
考えることがこれほど難しいなんて
砂時計が逆流している
そんな姿を見て尊敬した
逆らってこれまで生きたつもりは無い
意識したことは何度もあるけど
その度に臆病が増えていくだけだった
思ったより感情のコントロールが効かない
言い聞かせても...