harunoと申します。 ひっそりと
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雨が降っていた 今朝からずっと
6月は泣き虫なの 仕方ないね
小さめの傘で 小走りで行く
あの角まででいいよ 赤いポスト
長い髪が揺れる いつも見ているのに
時々思う 幸せだと 言わないけどね ねぇ
これから僕ら どこへ向かおう
雨が止んだら 考えてみるね
とりあえず今は 何でもないことと
寄り添い...おばけ
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スカートのまま 滑り降りていった
危うさを孕んだまま
遠ざかる背中 ただ見つめていた
空洞は膨らむばかり
言葉にする事ほど 拙い事はない
そう言い切ってしまえたら どれだけ楽だろうな
口にすればいつか 錆び付いてしまうから
風に触れぬよう 雨に濡れぬよう 心にしまいこんだ
手で触れればいつか 壊れて...skirt
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屋上から飛び降りた 昼下がりの光景
昨日までの僕は 雨に流された
無意識に覚えたあの言葉も 自意識に溺れたあの言葉も
全部泡になって消えた
空想サイダー 弾けたら 一息で飲み干して
何だっていい 正解なんてどこにも在りはしない
妄想サイダー 開いたら こぼさず飲み干して
どうだっていい 過ちなんてと...空想サイダー
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俯いたままで見える景色 それはそれで悪く無いね
真っ白な紙に描く夢は 大袈裟でいい 笑われたっていい
未来何て分からないだから面白い 笑う奴らを笑っていこう
回り道だっていい 普通じゃなくたって
君が君の事を疑わないで
妄想空想だって 君が信じればいい
恥ずかしくないここで一緒に叫べば そうでしょ?...ミライドライブ 原案
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暮れ焦げていく夕の向こう側へと
影が伸びていく
少し先を歩く あなたが落っことした 言葉をそっと拾っては
伝えきれないままの 私の二文字 見えない意図の糸 内緒で結んでる
遠く深く沈む夜の裾を二人で
踏んづけ笑った
変わらない事はね きっと出来ないけれど どんなあなたでも私は
あなたの少し後ろ ...あなたを想う