かなり文才の無い者ですが、時々ノートの端に書き留めたものを載せていきたいと思います。 のらりくらりやっていきたいと思います。 何かあればお気軽にメッセージ送ってください。
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近頃、めっきりと数が減ってしまった電話ボックス。今では誰もが携帯を持っているから何の不便も感じない。その珍しくなった箱が、家路の途中にぽつりと立っていた。長年そこを照らしていた街灯は古ぼけて、あまり綺麗とはいえない光を放っていた。そこに差し掛かる度に不気味に感じ、いつも歩みを速めるのだが、今日はふと...
CALLING
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祭囃子が響き渡る。
賑わいを見せる祭会場。
そこから少し離れた人通りのあまりない柳の木の下で、俺は辺りを見渡していた。
しかしなかなか待ち人は見つからない、何かあったのだろうか…。
ポケットから携帯を取り出し、通話ボタンを押そうとしたとき、自分の名前を呼ぶ声が聞こえる。
「那央ごめんっ!」
自分が見...Summer Memoey
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僕が今まで見てきた世界は
夢物語だったのだろうか
いつも隣で笑ってたキミも
嘘だったのかな
弱虫な僕はいつも
怒られたばかりだけど
キミのためなら強くなれる
そんな気がするんだ
だから僕にもう一度
笑顔を見せてよ...モノクロ
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私ノ邪魔スル奴ナンテ
殺シテシマエバイイ
アンタハ私ノ世界ニ
必要ナイノダカラ
ドウシテ見テクレナイノ?
私ヨリ魅力アル飼主(ヒト)ハ
コノ世にイナイノニ
吠エルダケノ口ナド
コノ唇デ塞イデアゲル
甘イ甘イソノ声デ...サヨナラ、愛シテル
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ただ君に喜んでもらいたくて
苦手なおしゃべりも
君のためなら頑張れる
そんな気がした
君に言いたいことは
たくさんあるのに
なんだか恥ずかしくて
ちゃんと口に出せない
「好き」という言葉を
君に伝えよう...君へのメロディー