投稿作品5作品
もっと見る-
兄さんはいつも笑顔だった。
僕が笑顔でいられるように。
兄さんが僕に涙を見せたことはなかった。
それを知った後、僕も兄さんに涙を見せたことはなかった。
5年あと、兄さんが死んだ。
長男だった兄さんは、どうしてか事故で死んだ。
僕のもう一人の、次男の兄さんは、そのときちっと...僕が笑顔を無くしたとき
-
「ねえ、どうして君は、いつもいつも笑っているの?」
ある日突然言われたその一言は、この1年1度も話しかけられたことのない男の子に言われた。
よく見ると綺麗な顔をしているその男の子は、瞳まで綺麗な青い色をしている。
着崩したとは違う、ワイシャツのボタンの開け方とか。今までにこの学校...君が笑ったとき
-
今、電気が必要です。
電気を消して、空を見上げてください。
きっと、退屈になってくるはずです。
だけど、考えてください。
この青空を見て、安心している人がいます。
この星空を見て、光を見ている人がいます。
きっと、誰かが消した電気は、
きっと、誰かが使っているはず。
今、電気が必要...いつも見上げている空を
-
子供のころ ママに
読んでもらった絵本には
そこには緑がいっぱいと
書いてありました
人々はとても優しいのだと
書いてあったのです。
だけど
わたしが来たこの世界では
緑も少なくて
人々の心も荒れ果てて...Planet Clean Project〈曲を作ってくださる方、募集中〉
-
わたしがやってきた世界では
汚くするのが主流なようです。
けれどもわたしは
掃除をするのがお仕事なので
この世界をどうにかして
クリーンにしたいと思います。
まずはじめに言葉を
クリーンにしましょう
「死ね」とか
「無理」とか...Planet Clean Project〈曲を作ってくださる方、募集中〉