タグ「作詞」のついた投稿作品一覧(4)
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私と君を繋いでいた赤い糸は
どこかで切れてしまった
小指に残る糸の切れ端を眺めている
気づいていたよ
君がもう私を見ていないこと
私の瞳には君がいるのに
何故か目が合わないの
私が優しかったら
掴んでいる君の袖を離して
背中を押してあげられたのに...恋の終わり
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夏が枯れた
空っぽの僕を埋めるのは…ー
『切ない』ってどんな感情かな
転ばないように下を向いてたら
いつの間にか季節は変わってた
移りゆく季節の中で僕らは一体何を探しているのだろう
果実が熟(う)れても 僕は熟れないし
いつまでも子供で
その場 足踏み 駄々(だだ)こねて
大人のフリして読書なんて...空っぽの秋
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どこか酩酊(メイテイ)した空気の街
人々が吐き出したベノムが漂う
下を向いて歩く僕は目が泳いでいる
君に本心がバレないように
暴言を吐いて爛(タダ)れた
火傷(ヤケド)の痕
暴力に耐え続け出来た
痣(アザ)の色
隠し続けることで君に触れられるなら
僕はずっと隠し続けよう-...想いロボット
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絵空事に倣って狂った歯車
僕の安寧を支配している
不要品のタグを付けた未来は
愛情と愛憎を含んだ刃で僕の腹を突いた
線路に投げ出した片足
君は何を待っているの?
警鐘鳴らした列車にその身を投げた-
紅く染まる視界-
憧憬ディストピア...憧憬ディストピア