靜樹（おとけむ。）の投稿作品一覧

「ココロパレット」
教科書はもう落書きで埋まった今日この頃
通い続けたこの道桜色に染めて
白黒で始まったぼくに　（赤　青）
集う「だいすき」が糸を結びつけて
染めていく（花は）咲きほこる
笑い声　涙の跡　きみの声で筆はおどる
あたたかい　心の中　今も
きみの色をぼくのパレットにのせてココロをわかつ
...

遠目に映る君の背中
僕の前には違う背中
ぎゅっと抱きしめてみても
違う匂いがするんだ
「嫉妬なの？可愛い」なんて
行ってる僕を止めたいよ
そんな簡単なもんじゃ
なかったんだって
女の子の気持ちは一生
僕には分からないけど...

「”ねえ聞いて母さん　僕の住んでるセカイの話”
そう言っても耳を　塞いでたのは誰だっけ？　
”ねえ分かってほしい　僕の大切な人のことを”
会えばいいじゃないって　遮断したのは誰だっけ？
僕のセカイとアナタのセカイは違うの
大切な人達はみんな遠い地にいたの
学生だからってさ　一人立ちしてないからってさ...

気付いたらそう海の上で 誰とも深まらず息をして
このままふわり生きて行くのは 何の意味があるのでしょう
どこへ向かい、何をすれば？ ふと射し込む一筋の光
手放したくない離れないで 君は人知れず沈んでいく
誰も彼も愛していれば 辛いことなんてないはずで
でも初めてのこの痛みが
僕の手を伸ばすの...

A
胸のあたりが痛むのはなぜ？
誰か説明してくんないかなあ
孤独が纏わりつくのはなぜ？
これは僕に科せられた罰だ
A
分かっていたよ心の何処かで
早くに受け止めてたらよかった
気づいたんだ心の何処かで
これは僕の背負ってく罪だ...

A
空から降る雨が頬を伝い落ちてく　その下に隠れてこぼれるコレはなに？
遠い町に出たこと後悔してない　だけどもう壊れてしまったこの心
B
寂しくてひざを抱え暗い部屋に一人　愛してよ愛したいよ
そんな相手はここにはいない
サビ
飛び出した大嫌いなあの場所　今になって帰りたくなる
離れてみて初めて気づく...

A
空になびくこの旗の下　同じ闘志燃やす仲間
集い高くそびえる壁　壊すと宣戦布告
B
一人きりじゃ何も出来ずに　這いつくばって雨水乞うた
だけど今は負ける気がしない　この背中には君らがいる
サビ
どんなに撃っても　どんなに切っても　敵わなかった高い存在を今壊して
声を荒げてさ　遠くを睨んで　絶対あの...

A
いつもと変わらない白い部屋のベッドの上　ただ息を吸ってはいて
窓から見える景色は　色をつけたり　消したりしてるだけ　
腕に繋がる透明の管だけが　現実じみててさ
あと何年これを繰り返す？　考えてみる　どうせ暇だしね
B1
響く音は弱々しくなる僕の生命の叫びと
廊下を走っていく幼い子の足音だけ
B2...