作品一覧
その他
オンガク
書きかけの日記に一区切りをつけ、一息吐きながらふと顔を上げる。と、同時に雨粒が木の葉を叩いて奏でる微かな音楽が耳に飛び込んできた。 「雨か……あ、洗濯物っ」 「ふふ、もう取り込んでおいたよ?」 慌てて立ち上がろうと腰を浮かせた瞬間に横から軽やかに笑いかけられ、思わず盛大に跳ね上がる。 ガツッ ...
一番の幸せは