緋守

足元から散る　この黒はなに
指からほどける　この糸はなに
結ばれてた　何かを切る音がした
円を描く　消えないようにするだけ？
きれいな模様　これは心の　波紋の重なりなのでしょうか
触れたいけれど　熱さが怖いの　臆病な私が悪いのか
影に糸が溶けてく
またたきが消える　刹那の間
この視界もすぐ　黒にうも...

突然僕の目の前に現れた闇
どうしたらいいのか分からなかった
だからとりあえずちょっとだけ見える階段を上ってみたよ
一段一段ゆっくりとのぼってく
どうしてこんなに臆病なのかな
知らないよ、自分のことなんて
知らないうちに（闇に）囲まれてて
知らないうちに走っていた
「がむしゃら」って言葉がぴったりなの...

あなたはわざとじゃ　ないんでしょうね　（８：７）
いつだってそう　当てるほうは何も　（７：９）
覚えてないのよ！　（８）
気付かないふり　それってわざと？　（７：７）
隠したって駄目　思い出させて　（８：７）
あげるのよ　（５）
無知は恥なんて　よくぞ言ったわ　（８：７）
忘れては駄目　当てられたほ...

リン：皆努力をしろとか言うけど
　　　それってそんなにいいものなの
　　　努力しても実らないってよくあるでしょ
　　　先が分からない
　　　確信できない
　　　不安になる
　　　そのくせつらいものだってこと
　　　知ってるのに頑張れると思うの
　　　何が正しいかなんて　皆知らない
（二人でハモリ。で...

「きれいだ」なんていうけど
それは心から目を背けてるから言えるのよ
そろそろいいでしょ？
お願いだから　こっちを向いて
ずっと一緒にいたけどね
あなたはいつも明日を見てるの
確かにそれも大事だけど
私（いま）を見るのも大事じゃない
「きれいだ」なんていうけどね
あなたはどこを見ていってるの...

外は雨ばかりなの
つまらなくて飛び出す
傘はささない
コートだけ着て
ふりきりたいの
ぜんぶぜんぶ
ホントはね分かってた
待ってる人がいるの
それでもねやることが
わたし（に）は残ってる...