SOUMAmumu

空にぽっかり空いた
異次元への穴を超えて
ラベンダー色の鳥が
僕の中に住み着いた
闇の縁に　四色の花を咲かす
呪文唱えて　大人しげに会釈をする
君は勇敢なお姫様で
杖振りかざし叫ぶよ
悪魔の夢　僕はいつも
君のキスを待っているよ...

茹だるような熱に　うなされ
起きたら　窓の外　快晴
エアコンの壊れた　部屋では
なんにも　できないよ　この夏
出よう　どこか　パラダイスへと
続く　道が　待っているさ
いつの　間にか　ワクワクしてる
そんな　空だね
ロードスターに乗り　向かおうか　海へ
太陽が痛い　真夏の日だから　さあ...

精霊が湧きいずる　我が力　見せつけよう
集い来る魔物達　覚悟せよ　糧となれ
スキルが　発動　血飛沫　狂乱　屍を超え
我が前に道はある　山を超え　海を超え
辿り着いた先には　待つだろう　冒険が
傷を負おうとも行く　共つれて　進撃だ
集い来る魔物たち　覚悟せよ　糧となれ
なかなか　手強い　それでも　戦う...

紫陽花咲く　この道は
少し前までは　桃色で
いつのまにか　夏になり
始まりと終わり　繰り返す
君はどこに　いるだろう
知る人のいない　教室で
歌をうたう　後輩たちは
僕らのように　笑うだろう
あの日の涙はもう　乾いたよ
今日の雨雲も　ほら　消えていく...

能天気だよね　着音　　　　　
君が手に取ると　落胆　　　　
横目で見つめる　ドキドキ　　
落ち着けないのよ　ソワソワ　
それもそのはずね　隠した　
私の気持ちに　気付かず　　　
誰なんだろうって　ハラハラ　
携帯置いてよ…　イライラ　　
鋭い目が　ゆるんで　　　　　
笑顔になる　瞬間　　　　　　...

寄り来る　入道雲　空が　青く落ちた
窓辺　強い　光　は
僕を消す　セミの声　波の間（ま）に　溶けそうだ
探そう　夢が　終わる　まで
乾いた　肌に触れる　リズム　繰り返した
浜辺　弱い　心　に
突き刺した　太陽は　笑うんだ　日暮れまで
行こう　夏が　来てる　から...