作品一覧
その他
オンガク
街灯が減り、辺りが暗くなった。 私が生まれた時から決まっている。 自分は歩み続けなくてはならない、手がかりになるのは先に見える街灯の光だけである。 歩み続ける理由はわからない、ただ、なすがままに足を踏み出し、次の街灯へ向かう。 楽だった、何も考える必要が無かったのだ。 何も考えずに、次、次、次… あ...
未来は私の手を引いた