stereoberry

孤独で部屋の隅が　霞んで見える夜は
自分の輪郭さえ　不確かに思える
言えずに終わった言葉　一つずつ数えてみる
届かないと思い込んでしまってた
美しくなく慌ただしげに　日々は転がってくけど
まっすぐに手を伸ばしてみなよ　思い描く未来へ
浮かび上がる景色が　僕の心の内側へと
結びつくただひとつの道標にな...

空の内側で少し焼付いた
景色に見惚れて長い夏はもう過ぎた
月に照らされて僕は生かされて
雨が降り始めやがて夢は醒める
プリズムを纏い朝はきらめいて
眩しいものたちが目を突き刺して
振り返る事を恐れていたって
いつか現実も嘘も溶けてくから

星舞リフレクション
暗闇を振り切って　僕たちが見つけたのは
高く舞う星たち
届かない距離からも　手を伸ばすその訳を
胸にしまいこんでいる
赤く滲んだ空が街を包んで
風の匂いも少し甘くなってく
靴の紐を結んで歩きだす
風の匂いで夜の訪れを知る
笑いあえた日々から飛び立ったつもりでいた...

ストーリーテラー
丸い地球儀の上　指をすべらせた
架空の大地を思い浮かべて
古い記憶の果て　僕らは泣いていた
初めて捕らえた光が眩しくて
白くて小さな箱　何から詰めていこう？
多分選びきれないなあ　全てを連れて行こう
吹き抜ける　追い風に
繋いだコトバ乗せて
いつの日か夢見た世界の淵へ飛ぼう...