シンスケサイザー（大橋信介）の投稿作品一覧

振り切れないまま　
さよならと　涙を浮かべて
ふりほどく　この手　
見送ると
バスに乗り
薔薇色の
日々を夢見た　
君は
この街の薫りを
閉ざしてく　重い扉
...

嫋やか　優雅に
咲いてる花の
大輪に　埋もれてる
溢れている
誰も知らない　雑草
ありふれてる
輝く時は
永遠（とわ）にやって来ない
名もなき　草さえ
ただ愛おしく　感じる...

明かされていない
地上絵の謎が
久遠の歴史さえ
解かれる　時代に
おとぎ話の魔法
閉ざされた国境
瞳に映して　何を思ってるのか
調和のページ
空白のまま
新世界は　訪れるの？...

夕闇が迫る　街を1人歩く
すれ違う人は　迷いなく
家路を　急いで　歩いていくだけ


さよならの　言葉は
今も　
あざやかに　覚えている
「私の道を選んだの」　
俯いて
強く涙
浮かべながら　...

会いたくて　会えない夜
君が閉ざした
明日への扉
I Need You
その言葉は　僕に
影を落としている
見上げてる空に
流れ星は
みつからないまま
彷徨う夜...

今　向かい風の中
君と僕のいるチームが
ピンチを　迎えようとしてる
いつものように　エールを
君に　リスペクトを　送る
静かに　刻んでく
相手に向かう　
強さを胸に　
立ち上がる
勇気を...

それは　
遠い遠い昔さ
父と母は
幸せだった
青い星に
生まれ出たんだ
海という　
どこにもない
思い出
決して快適とは　...

長い眠りから
目覚めた　愛が
空一面　広がる
夏の終わり際に　ふと
僕に降りかかる　雨
悲しみの色に染まる
二人に　似た　傘が止まる
いつも
白と黒しかない
都会の中で...

2人の道の側には
テールランプ　通り過ぎる
いくつも　時が流れて
変わらない　はずの夜空
おどけたふりして　見せる笑顔
僕の瞳　
きみを映す
「きみがいるから生きていける」
そんな言葉に　立ち止まって
瞬く　夜空の銀河...

誰の耳にも　届かない　
ニュースが　ある
行き場のない　子供
ラジオから　虚しく　聴こえる
見映えさえ　よければ　いい
フォロー多い　誰かの　インフルエンサー
モニターの　中に　呟き
「満ち足りていない」と　日常を
希望さえ　見えない　ニュース
レポーターは　叫ぶよ...

すれ違う　学生　バス停　笑い声
舞い降りた　もみじに　時間の　早さ知る
あぜ道を　抜けて行くと
一面に　広がる海
真夏の　強い日差し　手をかざし
あの日　君と歩く道は　すべてが
輝いていた　瞳（め）を閉じれば
君が連れて　行って　くれた場所だよ
今でも君は　覚えている？
何気なく　流れる　ニュース　...