さざめくこがねいろ
あまつひかりをあつめて
せとのうなばら
ただながめるだけ

それぞれのきせつをもつ
はなたちはむじゃきにほほえんで
このちでもわたしはまだわらえないのに

ひかりかがやくあなたのとなり
そのひかりをあつめてかがやきたい
ただのぞんでいたただいつまでも
わたしはいまだみにくいげんせきのまま

あかいみをついばむ
ことりにたねをあずけて
じぶんのばしょへ
おりたつあのこを

たなごころににぎりしめた
よわきなおもいはすてられず
あらたしきいのちさえもうらんでしまう

ひはおちたままわたしをかくして
つつみこんだのはついなるやみで
できるならこのみをくだいてほしい
ながるるかぜのごとくせとのうみのよに

わたしのなかでねむったみらい
あなたとあのこのこどもらにたくす
みがけどひからぬわががみをささげて
ただとびたつわこうどのえにしまもらん