ねぇ、気付いて

一つ隣の席の君は居眠りをして　私は窓の向こうの空を見てる振り
君の目線の先が　どこにあるのかなんて
そんなのわかっているけど・・・わかんないよ

自分の胸に嘘をついても　心(ここ)はとても素直だから
叫んでるの　「ねぇ気づいて」

君の姿追う度　胸が苦しくなるの
わがままなんて言わないから　夢を見させて
願いを込めたラクガキ　紙ヒコーキにして
君の笑顔みたいな　空に飛ばした

古文のノートにも英語のノートにも隅っこに書いてる小さな文字
少し難しい漢字なのに上手く書けるの　何回も書いた君の名前だから

君の言葉のひとつひとつが私の宝物だから
お願い声を聞かせて

君と同じグループ　教室掃除当番
いつもより少し長く　君と居られる
ゴミを捨てに行く君に　「私もいく」「ありがとう」
一瞬のやりとりが　私の永遠

聞こえない様に吐き出した想いは風がさらって

相合傘に二人の　名前書いてみたけど
どうしてだろう？わかんない　涙こぼれた

想いはきっと届かない　この声は届かない
それでもいいと思えるよ　(本当にそうなの？)
けれど君が笑ってる顔を見ると　私の心は
ギュッと揺れて　切なくなるよ

君の姿追う度　胸が苦しくなるの
わがままなんて言わないから　夢を見させて
願いを込めたラクガキ　紙ヒコーキにして
君の笑顔みたいな　空に飛ばした