波打つ鼓動の隙間 縫うように
擦れる何かに気は急いて
幻に似た確かな過去
この手から するりと零れ落ちた
記憶の片隅
寡黙なその人の口ずさむ歌は
いつだって そう
ハッピーエンドに辿り着けない
僕を飛ばして
インフェルノの渦へ
いつか 散り散りに舞ったこの身の欠片が
彼女の墓標に寄り添う日まで
「さようなら」
この小さな手は今も無力で
幾度と罪を流す度
雨は冷たさを増していった
僕を見つけて
インフェルノの果てに
そうして 影なき不確かな軌跡を追って
出逢えることが出来たなら
「ありがとう」
僕を飛ばして
インフェルノの渦へ
たとえ 跡形もなく消え去る運命だとしても
先立つ背中を見なくて済むなら構わない
それこそが偽りのない
彼女と僕との 最初で最後のエピローグ
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いつまでも
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-----------...ネバーランドから帰ったウェンディが気づいたこと【歌詞】
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