A
柔らかな色を重ねたような
優しい世界
あなたの瞼が閉じて
全ては急速に色あせていく

B
白い部屋
あなたの名残はなく
ただただ 空虚
離れてく 薄れてく
かき集めても
ほら 掌擦り抜けて

S
忘れないよと
呟いた世界に一人きり
誰かの声も言葉も
聞こえない振りで
立ち尽くす

B
暗い部屋
私の心は泣く
思い出 約束
薄れてく 消えていく
追いかけても
だめ この手じゃ届かない

S
忘れたくない
叫んだ部屋[せかい]に独りきり
あなたの声と体温
感じているのに
そばにいて

C
温かい世界はここにあったの
本当にあったのに
雫になって滴る
わがままも
一緒にいたい気持ち
それすらも
全て

S
忘れないから
祈るよ世界にひとりでも
私の歌と約束
聞こえていますか
(もう) 大丈夫

D
泣かないよ
決めたんだ
優しい世界に
さよならしよう

またいつか
会えたら
一緒に笑おう…

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

優しい世界

数年の間に、大切な人達が、次々とこの世界を去りました。
大声で泣く事も、みっともなく縋る事も出来なかった、その分の思いも詰め込んで。

例え、たった一人になっても、忘れない。

閲覧数:184

投稿日:2010/05/14 10:27:58

文字数:399文字

カテゴリ:歌詞

  • コメント1

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  • ゲイル

    ゲイル

    ご意見・ご感想

    後半なんか感動してうるうるしちゃいました!

    タイトルのようにとても優しい詞だと思います(・~・)

    2010/05/14 17:10:48

    • 笹倉

      笹倉

      >ゲイルさん

      そう言って頂けて、本当に嬉しく思います。
      …詩を書きながら、何度か思い出しては泣きそうになったのは秘密です(´ω`)
      メッセージ、ありがとうございました(礼)

      2010/05/17 23:22:39

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