絶望切り裂いて夜駆けるユニコーン

(an irony of fate!)
(an irony of fate!)

心の中　光り輝く夢は現実に打ち抜かれてガラス細工のように弾けて砂利の砦になる
散らばる夢のかけらは霧のように消えてモノクロのシルエット
うつつの中　膝を突いて掻き集めたのはあり合わせのイメージでも惜しいから
扉に鍵を差し入れても開けられないハリボテのガラクタさ

心の氷河期　摩天楼の墓場
目を開いてかけがえのない時間を駆け抜けろ　今すぐに

がらんどうのこの世界で夢を乗せたまま
翼を望まなくてもユニコーンは地を蹴る　
傷つけた夢はもう一度掴み取るだけさ
君のいる　生まれた　この時
奇跡を起こすIn The Future

(an irony of fate!)
(an irony of fate!)

心の中　白くまばゆい思い罵られ朽ち果てては泥人形のように崩れて溶けてヘドロになる
ぬくもり消えたかけらは臭い汁の透明な血の涙
うつつの中　腕を抱いて震えていたのはあり合わせのナイーブさが弱いせい
自分の中の取り出せない巣食っているどす黒いペナルティ

心の氷河期　摩天楼の墓場
手を開いてかけがえのない命を抱きしめろ　今すぐに

がらんどうのこの世界で愛を乗せたまま
翼を望まなくてもユニコーンは地を蹴る
守りたいひとは何度でも救えるはずだろう　この時も
がらんどうのこの世界で夢を乗せたまま
翼を望まなくてもユニコーンの地を蹴る音
もう一度立ってそう涙風に叩き付けるだけさ
君のいる　生まれた　この時
奇跡を起こすＩｎ　Ｔｈｅ　Ｆｕｔｕｒｅ

(an irony of fate!)
(an irony of fate!)