中学をそこそこの成績で卒業した。高校も悪く無い成績だった。大学は近くて偏差値も低く無い所へ行った。
「おし、レベル上がったーっと、セーブセーブ…。」
そんでこの体たらく。就職試験に20社落ちた。自分の勉強して来た事は面接では聞かれなかった。じゃ、何であんなに必死で単位取ったんだ?論文だのレポートだのより、100%会社に受かる技とか教えろ、バカ教授。
「…飲みモン切れたし…。」
現在バイトで日々食い繋いでるが、コンビニがあれば正直そんなに困ってない。徒歩数分以内に結構色んな物が揃ってる。今のままでもそんな悪くないか…。
「まぁ、恐いわねぇ…。」
「はいはい、下がって下がってー!危ないですから!」
戻る道が何故か騒がしかった。赤いランプの点滅が見える。何だ?事件?事故?わらわら集まった野次馬を掻き分けて進むと、赤い大きな車が数台止まっていた。そしてその先にある物を見付けて思わず声を上げてしまった。
「俺ん家――――――――っっ?!」
すいません、壁とかドアとかめちゃめちゃ黒いんですけど?明らかにまだ煙とか上がってるんですけど?消防士さんが懸命に水ぶっ掛けてくれちゃってますね、ありがとう、そしてお疲れ様。
「有り得ねぇ…。」
取り敢えずもう笑い出しそうだった。消防士や警察が『無事で良かった』なんて優しい言葉を掛けてくれる。ぶっちゃけ言おう、皆死ね!
「ああー!!何これ!!燃えてるじゃん!!住人は?!ねぇ、住人はどうなったんですか?!」
素っ頓狂な声がした。黙れ、ウザイ。
「おぉ、居た居たー、良かったねー生きてて。」
「あぁ?」
「君、雪乃音季琳君だよね?」
「そうだけど…。」
「おめでとうございまーす。はい、これ。」
「…【Dolls Game】招待状…?」
「そう、君、応募したでしょ?当選したから。優勝賞金1億円。張り切って行こうか!」
「…はぁ。」
「何よ?テンション低いわね。」
「家燃えたら普通こんなんかと思いますけど…。」
「ん、もう、とにかく此処じゃなんだし、場所変えよう?ゆっくり説明するから。」
「ちょ、ちょっと?!」
「あ、申し遅れました。私案内人の沖浦蓮華と申します。コードネーム『門番・ディー』
ヨロシクね。」
思いっ切りぶん殴って良いですか?
コメント2
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帝唖
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キリン・・・これから頑張れよヨシヨシ (●´∀)ノ”。゜(゜ノД`●゜)゜。
2010/07/24 12:58:15
遊羅@右肩逝きかけ
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蓮華姉…w
地味に可愛いなwwww
え?殴る?
お好きにドウゾ(マテ
2010/07/23 19:29:56