君が生まれたときから知っている。

君のことなら、誰よりも理解しているつもりだよ。

目が合うだけで、慌てて駆けて行く君。

隠れて、そっと顔をのぞかせる君。

「触らせてなんか上げないんだから!」

そんな声が聞こえてくるよ

だから、見つめるだけが愛情表現

かくれんぼみたいな君に

笑いかけるだけが、精一杯の愛情表現だったね

そうさ

解っていたさ

君が隠れながら、笑っていないと気付いていたさ

笑えないんだと、わかっていても

見つめて、笑いかけ続けた

見つめることしか出来なかった

追いかければ、きっと君は逃げる

驚いて逃げ出す

君のことなら、誰よりも理解しているつもりだよ。

だから

君が倒れて、かくれんぼすらできなくなって

初めて抱きしめたんだ

小さくなった身体。

冷たくなっていく君

どうしたらいい?

どうしてほしかった?

君のことなら、誰よりも知っているはずなのに

答えを言わないまま、諦めた目で見上げる君に

見つめるだけの愛情表現

笑いかけたかったよ

笑っていたかったのさ

かくれんぼで終わる君との関係


見つめるだけの愛情表現

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

実は猫

日記のようなもの
つかえそうなら、どうぞ

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投稿日:2009/02/21 01:07:23

文字数:497文字

カテゴリ:歌詞

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