いつも いつも
見ているんだよ
けれど けれど
貴方の瞳(め)には
違う 違う
世界が映っている


前は少し遠くから見ているだけで
それで良かった
笑えば嬉しくて泣けば悔しくなる
貴方の感情を私は受け取る

今は欲が大きくなりすぎて
貴方が欲しい
笑顔も匂いも声も何もかもが
貴方が愛おしすぎる


だけど だけど
やはり隣には私じゃない
でもね でもね
それはどうでも良いのよ
貴方 貴方
幸せであれば良いからね


困ることがあれば隠れて手を出し
支えてあげる
貴方のためならば何でも出来るよ
この命捨ててまで


泣くな 泣くな
何でこんなに涙が出るの?
花が 花が
咲けば貴方は消えてしまう
何故に 何故に
私は人間じゃないのかしら

もう もう
頭を撫でる貴方がいない
あぁ あぁ
何で無力な物に生まれた?
神よ 神よ
いるならば、願いを聞いて下さい


外で丸まった私を連れて
お世話をしてくれた
人の言葉を話せないけど
いっぱい鳴いて鳴いて
ありがとうを伝えたよ

さようなら 愛する飼主(しゅじん)

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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野良猫恋愛

野良猫が人間に拾われ恋をする。

閲覧数:46

投稿日:2012/04/23 14:33:39

文字数:458文字

カテゴリ:歌詞

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