「マスター。そろそろ飽きませんか?」
「いーや飽きない。」
とまあ、俺は結局朝までレインをメイドにしていた。
あ、ちなみに夜中中ずっと見てたわけじゃないぞ。
一応3時ぐらいに寝ました。
「マスター。そろそろ時間じゃないですか?私も学校なんですけど。」
「おっとそうだった。んじゃ、頑張って。」
「え、マスター。このまま学校に行けって事ですか?」
「そゆこと。」
俺は次の言葉を待たずに家を出た。

「どうしよ。」
私はマスターの部屋に一人残されてから悩んでいた。
もしこのままの格好で学校なんか行ったら・・・・。
ニコフに復讐される。
それに、卯月さんより目立つよ。この格好。
それに、ルカさんとかもあの学校らしいし・・・。
見つかったらニコフみたいに・・・。
だが、強制されているので行くしかないと言う・・・。
休もうか。
それとも意を決して行こうか・・・。
「うーっす。お姉ちゃん学校行こう・・・」
私がびくっと振り向いた先にいたのはニコフ。ニコフもまた私の姿に驚いていた。
「ぜ・・・。その格好何?」
「な、何?って、メイドよメイド。」
「じゃなくて、何でそんな格好なの?」
私はすすり泣き始める。それを聞かないで。と言いたいところだが、私は言わない。
「えーん。マスターが、マスターがぁ。」
「マスターが?」
「メイド萌えだったの。」
「え、カササギさんが!?」
私はニコフに泣きつき、マスターを説得してもらおうとたくらんでいた。
「ふーん。いや、でもお姉ちゃん似合ってるよ。うん。可愛い。」
私の頭で血管が一本程、ぷちっと切れた。
「へー。あんたもそういう属性なんだ。」
「えーと、まあ、女子に「ご主人様」なんて言われて胸に来ない男子なんてそういないと思うけど・・・。」
「へー。あんた。あとで後悔するわよ。ルカ姉に突き出してあげるから。」
「いや、そんな格好で行ったら、お姉ちゃんの方が格好の的だと思うんだけどな。」
「わーん。ニコフの意地悪!」
とにかく私はニコフに学校へと連行された。
「だいたいさ。そういう風に恥ずかしがってるのがいけないんだって。」
「じゃあどうすればいいのよ。」
「だから、メイドになりきればいい。」
私はそこでまさかとなにか凄い悪い予感が走った。
「つまり、一日俺のメイドをやればいいってことだよ。」
「ああ、あんたもそういうやつなんだ。」
「いや、俺はお姉ちゃんを助けようとしてるだけだよ。」
「で?何をすれば言い訳?」
「とりあえず俺に仕えていればいいんじゃない?」
という感じに、最悪の一日が幕を開けた・・・。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

ボーカロイドXX

えーと、学校編スタートです!
まあ、次回はメイドのレインがルカと卯月とリンレンにいじられる予定です。

あ、ちなみに僕はメイドの趣味はないです。
ホントですよ。信じてください。
そこのあなた。信じてないでしょ。
ホントなんですよぅ・・・。

閲覧数:142

投稿日:2009/08/19 11:52:13

文字数:1,079文字

カテゴリ:小説

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  • ヘルケロ

    ヘルケロ

    ご意見・ご感想

    今度「つるのおんがえし」のアレンジ板をやろうと思ってますww
    そこで和服

    はい^^;
    コラボ持ち過ぎてます^^;
    一部「私いていいの!?」って言うようなのもありますがw

    ついでに、未熟ながら初の歌詞をアップしました!
    見てくれるとうれしいです

    2009/08/21 09:30:54

  • 多夢 Ω

    多夢 Ω

    ご意見・ご感想

    巫女服はよくいますけど、袴っていないですよね。・・・多分。
    ま、和風って言っても現代ですし、
    結局は普通なんですけどね・・・。

    なんかすごくいっぱいコラボ持ってますね・・・。

    2009/08/21 08:41:54

  • ヘルケロ

    ヘルケロ

    ご意見・ご感想

    和服キャラはいないですね^^;
    う~ん
    でも、和服キャラって作るの難しいんですよね
    あ、今度のコラボ(別のコラボです)の作品、和服キャラにしようっと^^

    2009/08/21 07:16:37

  • 多夢 Ω

    多夢 Ω

    ご意見・ご感想

    巫女服というか、和服のキャラが・・・。
    その為卯月さんは袴なのです!

    2009/08/19 14:45:50

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