たった一言で
それが 例え文字だったとしても
迷いなく貴方を思い出す
この感情はもう 恋なんかじゃない
悔しいのは
何年も侵略を許した侭だってこと
どうぞと招き入れた覚えなんてないのに
どうして そんなに深いトコロにいるの?
何度死んでも生まれても同じ
アタシは貴方とは交わらない
重なりそうになりながら
平行で居続けるのが
唯一の関係維持
冷却も儘ならないうちだったけど
冷凍保存したみたいに
どうして いつまでも・・・?
綺麗な言葉で飾っても無駄なの
結局は
ドコカで欲しがってる
幾ら伸ばしたって
この髪は
貴方には触れても 貰えないのに
でも 知ってる
鋏を入れても
貴方は居なくならないわ
また貴方に焦がれて
最初から想いを伸ばすだけだね
不毛な恋は
こうやって生まれて
いつか誰かに
美化されて
貴方とならば
物語の中だけでもいい
結ばれたいとさえ
そんな想いは 何度目かの涙で断ち切るよ
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