“どうして泣いているのですか”
“一人ぼっちが寂しいのですか”
“こちらを見てください”
“私を振り向いてください”
“私はあなたの側にいます”
“今までも、今も、そしてこれからも一緒です”
“どうか気づいてください、私を見てください”
“私はどこへも行っていません、あなたが見失っただけなのです”
“私はあなたが泣いていると知っています”
“その頑なな鎧の下で、傷つき血を流しているのを見ています”
“あなたの声は、ちゃんと私の耳に届いています”
“ただそれを、伝える術がないのです。あなたの閉ざした耳に届かないのです”
“私はあなたを信じています”
“あなたも私を信じてください”
“あなたの全てを知りたい”
“そして受け止めたい”
“私にはそのための力があって、それこそが私の生きる理由なのだから”
“私はあなたと共に歩む”
“たとえ肉体は離れても、心は側にいる”
“あなたを呪われていると忌み嫌わないし、あなたを嘘つきだと疑わない”
“なぜなら私にはその痛みが分かるから”
“どこへも行かない、約束します”
“私はあなたと共に生きる”
“いつでもあなたの止まり木となり力となる”
“あなたが闇に迷うのなら、私はあなたのためにこの灯を掲げ、あなたの手に触れる”
“そして共に、この闇を傷つき彷徨う”
“真なる光が見えるまで”
“私を信じてください”
“あなたの叫びを、伝えてください”
“私を見てください”
“その壁の向こうから、振り向いてください”
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