“どうして泣いているのですか”
“一人ぼっちが寂しいのですか”
“こちらを見てください”
“私を振り向いてください”


“私はあなたの側にいます”
“今までも、今も、そしてこれからも一緒です”
“どうか気づいてください、私を見てください”
“私はどこへも行っていません、あなたが見失っただけなのです”

“私はあなたが泣いていると知っています”
“その頑なな鎧の下で、傷つき血を流しているのを見ています”
“あなたの声は、ちゃんと私の耳に届いています”
“ただそれを、伝える術がないのです。あなたの閉ざした耳に届かないのです”


“私はあなたを信じています”

“あなたも私を信じてください”

“あなたの全てを知りたい”
“そして受け止めたい”

“私にはそのための力があって、それこそが私の生きる理由なのだから”


“私はあなたと共に歩む”
“たとえ肉体は離れても、心は側にいる”
“あなたを呪われていると忌み嫌わないし、あなたを嘘つきだと疑わない”
“なぜなら私にはその痛みが分かるから”
“どこへも行かない、約束します”

“私はあなたと共に生きる”
“いつでもあなたの止まり木となり力となる”
“あなたが闇に迷うのなら、私はあなたのためにこの灯を掲げ、あなたの手に触れる”
“そして共に、この闇を傷つき彷徨う”
“真なる光が見えるまで”


“私を信じてください”
“あなたの叫びを、伝えてください”

“私を見てください”
“その壁の向こうから、振り向いてください”

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

desperately -another side-(オリジナル日本語詞バージョン)

「desperately -one side-」の別バージョン。苦しむ人を見ている誰かの言葉。
前作を神に祈りを求める人の叫びとすると、こちらは見えない神かそれに準ずる存在の歌だとも取れる、かも。

これも直訳風なのはあとで別の言語に訳すつもりだったから。
隙と暇を見て完全版に訳し上げたい。

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投稿日:2014/01/25 15:17:37

文字数:642文字

カテゴリ:その他

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