木漏れ日さした散歩道
ちらつくあなたの横顔
昔は空っぽに思えた
満たされた笑顔に胸が痛んだ
気がつけば随分遠くで
背中ばかり追いかけてる
「おいでよ」と手を振る姿に
眩しくて目がくらんだ

上手く笑えているかな
あなたの開けた世界に
私が落とす 光に陰


幸せになれて良かったな
心からの言葉だ


私はきっとずっと前から
あなたがいればそれで良かった
世界を覗くレンズは
あなたとシェアできれば良かった
きっとずっと前から
決められた終わりなら
なあ もう良いだろ
私がいなくても もう良いだろ



揺らいだ月明かり 街灯に
弾かれた蛾の羽音 耳障り
昔は似てると思ってた
あなたは私とは違うと気づいた
気がつけば随分遠くで
さざ波 潮を眺めてる
「さよなら」と記した紙 並ぶ靴
春先はまだ冷えた水温


上手く笑えていたかな
訳なんて気づかないままでいい
陰なんていらないと 気づいた
ただ ただ それだけ


幸せになれて良かったな
心からの言葉だ


最後にワガママを言えるなら
この日を毎年思い返すのは
あなた あなた一人だけで良い
他には誰もいらない
きっと ずっとそれだけだった
始まる前から終わってる
なあ もう良いだろ
私がいないほうが もう良いだろ




好きになって ごめんな
心からの言葉だ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

さよなら

これからのあなたの幸せに。
私はきっと邪魔になるから。

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投稿日:2023/05/08 12:34:05

文字数:560文字

カテゴリ:歌詞

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