■減らず口チャック

クチャクチャ…。
いつも静かなあなたのデスクみて
どうしているのだろうか
頭上を見上げても天井の黒いシミを眺めてる
いくつ数えても未来は誰にも分からないねキミ

ニュートンのように果実は空から落ちてはこない

奇跡のひらめき上手い口ぶり降らぬことに思いを伏せ

真っ黒くろすぎ
這いで動きそうだ
僕のポシェトには

白い布でいくら拭き取っても

真っ黒くろすぎ
這いで周りそうだ
紙っぺらな嘘はつくけど

透明にはなれないなりたいもんだね悲惨なピース

クチャクチャ…。
いつも賑やかなコールサイン
何も考えていないのか
頭上を見上げても天井の黒いシミを眺めてる
いくつ数えても黒煙しかなち空模様

評価経済でこうなった世界に私の心はあるけど
彼らの笑いは不快の音声届かぬ思いと
快楽に溺れた心はまるで快晴の空

（マブクテキライだ）

真っ黒くろすぎ
今にも唸りそうだ
僕のポシェトはもう

いくら拭き取ってもぬぐえない現実を

真っ黒くろすぎ
今にも綻びそうだ
紙っぺらな皮膚でも

心の中はコンクリート
硬くて冷たくて荒んだポエム

真っ黒くろすぎ
今にも唸りそうだ
僕のポシェトはもう
湧いて出てくる心理の塊

え
はじめてふれた
え
近くなっな
え
軽くなった

頭上を見上げて天井の黒いシミ
いくつ数えてもあれ？いつもと違う空模様

ギリシャが解いた磁石の秘密のようにS極とS極は離れN極とS極は絡み合う気持ちの整合性に思い寄せ

え
はじめてふれた
え
近くなった
え
軽くなった