「機械の脳」
巡る 真夜中の中
光もつけたまま
壊れそうな機械の脳は
夢を見てる
棘棘 金平糖 一粒
華々しさに 眩んで
たんたかたんた
叩けば直る ブラウン管は砂嵐
たんたかたんた
コピー機が 渦を吐き出している
橙い(あかい) 満月の上
光も無いまま
割れそうな機械の瞳は
幻を 見てる
刻刻(ぎざぎざ) 星屑 一欠片(ひとかけ)
眩しさに 歪んで
たんたかたんた
叩けば直る ブラウン管は砂嵐
たんたかたんた
コピー機が 渦を吐き出すんだね
たんたかたんた
叩けば直る ブラウン管は砂嵐
今夜はたった誰かが消えて
一人になりました
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