「心的ネクローシスと暗澹たる蚕のような」
作詞曲 : らいか


吸って 吐いてを繰り返す
好いては消えてのハートブレイク


代替案のない人生 もう引き返せやしない
何て面倒で窮屈だ
「それでも進んで行くんだ」って 「進まなきゃいけないんだ」って 気骨所以の同調性
心臓と脳が命令する 心を無視して息をした
きっと傀儡より醜い
鑽孔は拙く己を鼓舞するには至らず終いで
何もかももう響かないね

心情の糸がダマになって複雑に絡まる憂い
誰の手にも負えないような腐食した感受性を
こう追い込んだのは自分だろって そんなのもう分かってる
明日を殺せば生活と嫌悪の輪廻を抜け出せるでしょう


屈託が複製されていく 一つ残らずに纏綿し簡単に対処はできないな
首元にナイフを刺し込んで 喉仏を裂きながら溢れ広がってく鬱憤


輝いた人間性に憧れて犯したイミテーション
自分自身に塗りたくった仮初の秞が今
剥がれ落ちてしまいそうな焦燥感で重苦しい
愚かな出来でも生存は容易く執行される

僕と世界の相互性の最大公約数は 軋轢故にきっと更新無しで死体化していくんだ
憂鬱製のしぶとい繭をいつか破れたのなら
僕は心から笑えるのかな 笑えたら良いな