青い記憶の隅に　取り残された
君とのアルバムを　取り出してみる
セピア色に霞む　写真の中
淡く色付いた　懐かしい思い出
何気ない会話も　喧嘩したことも
今思えば　輝いてた

いつの日か　二人で観た夏の日の
空に咲いた　あの花を
もう一度だけ　君と観たい

あの夏の日の　闇に浮かぶ君の
横顔にただ　見惚れていた
青い想い　まだ君には伝えられず
抱えたままで　君に届かないよう呟いた
好きだよ

何気ない思い出　君と二人
積み重ねられたら　何も要らない
神様なんていなくて　こんな願いは
叶うことなどないと　分かっていたの
白い檻の中で　無理に笑ったこと
君は気づいていたんだね

連れ出された　あの夏の日の事は
今でもまだ　宝物
いつまででも　覚えてるよ

あの夏の日の　闇に浮かぶ花に
君と２人で　見惚れていた
青い想い　君には伝えずに行くよ
君のこともう　縛り続けていたくないから
忘れてよ

あの夏の日の　闇に浮かぶ君の
横顔が　もう色褪せてる
青い想い　もう君には伝えられず
ただそれが　今も心残り
夏の終わりに１人
ただ夜空を眺めてる
咲いた花　ただ美しくて
青い想い　まだ忘れられないけれど
あの夏の日の　思い出に縋るのはやめるよ
愛してた