[1A(00:23~)]
少しだけ 暗い朝に
太陽は拗ねてる
「顔くらい見せろよ」と
あなたの言葉

埋もれてる 酷い顔の
私は独り
光のない 部屋の中
花びらがひらり

[1B(00:45~)]
ぬくもりが あの言葉が
胸にまだ咲いてる
いつか散ると わかってるの
花は 枯れてゆく

消えないで 一緒にいて
どうか 祈るから
手を伸ばす 握ったのは
何も ない場所で

[1S(01:06~)]
あの日くれた綺麗な一輪の花は
孤独な私の隣で
今も笑って

「だいじょぶ。」言い聞かせるように
零した声は
私の中に溶けていく
誰も知らない時間に


[2A(01:49~)]
昨日より 明るい夜
星が瞬いて
それでも私はまだ
ここから出られず

枯れ落ちた 命ひとつ
あの一輪花
横たわったその姿
嘘に変わらない

[2B(02:10~)]
「傍にいて。」 約束して
でも その手は消えた
隣にいた 手を伸ばせば
いつも 笑ってる

冷たくて 静かすぎて
何も 聞こえなくて
優しさも 愛さえもう
ここに 残らない

[2S(02:31~)
あの日くれた綺麗な一輪の花は
孤独な私の隣で
あなたのように

私を包んでくれてた
優しい腕は
暗闇の中 手折られて
そっと 瞳閉じたまま

[C(03:04~)]
叶うのなら あの日あの場所へ
出逢ったこと 繰り返したいと
絡まるように ぎこちなく動く
心はまだ 凍り付いたままで

失う事 恐れ 怯え 絆 途切れて

[LastS(03:31~)]
手にしたのは 残酷な現実と
独りきりの 空っぽになった世界
失ってく あなたにもらったもの
忘れないよ 私にくれた愛を

「キミガダイスキ。」



(読み)
[1A(00:23~)]
すこしだけ くらいあさに
たいようはすねてる
「かおくらいみせろよ」
あなたのことば

うもれてる ひどいかおの
わたしはひとり
ひかりのない へやのなか
はなびらがひらり

[1B(00:45~)]
ぬくもりが あのことばが
むねにまださいてる
いつかちると わかってるの
はなは かれてゆく

きえないで いっしょにいて
どうか いのるから
てをのばす にぎったのは
なにも ないばしょで

[1S(01:06~)]
あのひくれたきれいないちりんのはなは
こどくなわたしのとなりで
いまもわらって

「だいじょぶ。」いいきかせるように
こぼしたこえは
わたしのなかにとけていく
だれもしらないじかんに

[2A(01:49~)]
きのうより あかるいよる
ほしがまたたいて
それでもわたしはまだ
ここからでられず

かれおちた いのちひとつ
あのいちりんか
よこたわったそのすがた
うそにかわらない

[2B(02:10~)]
「そばにいて。」 やくそくして
でも そのてはきえた
となりにいた てをのばせば
いつも わらってる

つめたくて しずかすぎて
なにも きこえなくて
やさしさも あいさえもう
ここに のこらない

[2S(02:31~)
あのひくれたきれいないちりんのはなは
こどくなわたしのとなりで
あなたのように

わたしをつつんでくれてた
やさしいうでは
くらやみのなか たおられて
そっと ひとみとじたまま

[C(03:04~)]
かなうのなら あのひあのばしょへ
であったこと くりかえしたいと
からまるように ぎこちなくうごく
こころはまだ こおりついたままで

うしなうこと おそれ おびえ きずな とぎれて

[LastS(03:31~)]
てにしたのは ざんこくなげんじつと
ひとりきりの からっぽになったせかい
うしなってく あなたにもらったもの
わすれないよ わたしにくれたあいを

「きみがだいすき。」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

【歌詞】スカビオサ【落選】

yutarochan様の楽曲【http://piapro.jp/t/fQgh】に応募する歌詞です。
孤独感をイメージしたテーマを指定されていましたので、自分なりに書かせていただきました。

テーマは「喪失による孤独」。
愛する人を失った少女は独り、部屋の中で立ち上がれずにいた。
近くにあるのは、彼にもらった枯れかけた花だけ。

スカビオサはマツムシソウとも言い、花言葉は「喪失」。
A・Bメロでは空虚さを前面に出し、
サビの盛り上がりで感情の高ぶりをイメージしました。

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落選しましたので、もし使用したい方がいらっしゃいましたらメッセージの方へ連絡をお願いします。

閲覧数:286

投稿日:2015/11/17 01:38:42

文字数:1,565文字

カテゴリ:歌詞

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