青空を見上げてみる
今ここで確かめる
僕たちの言葉なんて
ちっぽけに過ぎないよと

ふと思い出してしまう
あの時に聞いた言葉
君たちも同じように
考えているのだろう

一人きりで佇む丘の上
青い空の上には何も無い


“今もそうさ”


夕暮れがやって来ても
踏み出せぬ足とココロ
このままじゃ進めないよ
膝ついて震え出した

誰も知らぬ風吹く丘の上
星空の下で僕はただ泣く


外側から突き刺す言葉
「きこえないよ」
内側から砕けるコトバ
「きこえないの」

「言わないで 知っている そんなこと!」

どうしてだろう バラバラになる
ココロの中 風が吹き抜ける


“向かい風は君を立ち止まらせるだけじゃない
 それに乗って飛んでいくこともできるだろう”


“どうか覚えていて どうか忘れないで
 きっとやれるはず 君は僕だから”

“意味の無い言葉を並べても重ねても
 それは嘘になるだろう 本当の気持ちとぶつかって
 伝えなくちゃいけない言葉だけ両手に持って
 風に乗ってゆく 高く舞い上がる”

“もしも君が僕と同じように泣いてしまうなら
 いつだって ほら
 向かい風が君のココロを連れ出して
 さぁ 見えてくるだろう
 流れてゆく言の葉と本当の君の伝えたい想いが
 そこにあるんだ”


『ああどうかこたえて ココロを伝えて』
涙をこらえて両手を伸ばした  “顔上げて掴み取った
僕だけの言葉で必死に叫んだ   君だけの心からの声が今、届いた”


外側から潰された声
きこえてたよ
内側から砕けたココロ
きこえてるよ

悲しいよ 寂しいよ 苦しいよ


暗闇から夜明けを目指し
立ち上がって足を進めた

たとえそれすら間違いで どうしようもなくても
これ以上はもう出来ないと 諦めたくないから


きっとこれからも 繰り返すだろう
でも構わない これが僕だから

何度躓いて何度転んでも
また起き上がろう また空を見よう
近道なんてどこにも無いから
少しずつでいい 空へ飛んで行こう

一人で飛ぶのが辛くなったなら
羽を休ませて 目を閉じてみて
必ず君を支える“ひかり”が空にあるから
絶対に飛び立てる

青空に雲の峰 虹の橋飛び越えて

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

言の葉と向かい風‐wind mix‐

今の“僕”から君へ。


作曲者であるhiroshiさんから依頼された時は、嬉しすぎて部屋で叫んでいたのは内緒だ。調が変わってより明るさを増したイメージから、向かい風に焦点を当てた、前向きな歌詞になりました。

製作に関わった全ての方、聴いて下さった方、何より作曲者のhiroshiさんに深く感謝いたします。

閲覧数:226

投稿日:2013/04/09 00:06:44

文字数:927文字

カテゴリ:歌詞

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