朝
私はまたあの夢を見た。大切なあの人と別れたあの日。
私は今海斗と付き合っている。
私は昔から小学校の先生になりたくて必死に勉強してきた。
今、大学に行っていてあと少しで夢が叶いそうなのだ。
しかし、海斗はある日私にこう言った。
「この前、大学の先輩にアメリカの研究室に行かないか?って誘われた。オレ行こうと思う。そっちの方が設備もしかっりしてるし・・・」
海斗の夢は研究員になってたくさんの命を救うこと。
私は、海斗にはその夢を叶えてほしいと思ってる。だけど、まさかアメリカに行くなんて思ってもいなかった。
「だから、瑠華についてきてほしいんだけど・・・」
そんな!私にだって夢がある。小学校の先生になるという夢が。だからアメリカに行くわけにはいかない。
「少し考えさせて」
私は部屋で一人考えていた。
海斗とは一緒に居たい。でも、私には夢がある。
だからアメリカに行くわけにはいかない。だから・・・
「ねえ海斗。私は日本、海斗はアメリカ、それじゃあダメかな?」
「・・・つまり、遠距離ってこと?」
「そう」
「あのさ、瑠華。この前は言ってなかったけど、オレアメリカに行ったらたぶん日本には帰ってこれない」
「どういうこと!!」
「すごい忙しいみたいなんだ。とても日本来る時間なんて作れない」
「そんな・・・!」
ショックだった。たとえ離れていても、たまにでも会えればやっていけると思ってた。
なのに、そんなに忙しいなんて・・・聞いてない!!
「何で言ってくれなかったの!」
「言えるわけないだろ!瑠華、ショック受けてだろ!」
「そうだけど・・この前言ってくれてたらもっとほかの方法だって思いついたかもしれないじゃない!」
「お前だって、先生になりたいんだろ!その夢あきらめてアメリカ行けるのかよ!」
「・・・」
「オレだって夢を諦めるわけにはいかないんだ」
その夜、私は付き合い始めたころの写真を見ていた。
あの頃はとても幸せでこんな日が来るなんて思ってもいなかった。海斗とずっと一緒にいるんだって思ってた。
私は海斗の笑顔が大好きだ。ずっとその笑顔を見ていたいと思っていた。いや、今も思っている。だけどこのままじゃもう海斗の笑顔は見れないだろう。だったら私は海斗と別れよう。このままだったら海斗の夢を邪魔することになる。そんなの嫌だ。
次の日
「ねえ、海斗。別れよう。」
「!・・分かった。その方がいいよな」
海斗は一瞬悲しそうな顔をしてそう答えた。
海斗も私と同じ気持ちだったら私は十分。
大丈夫これからは海斗がいなくても生きていける。
「今までありがとう、海斗。アメリカでも元気で頑張ってね」
私はできるだけ明るい声でそう言った。
私はついに夢を叶えた。赴任先の小学校でも結構うまくやってると思う。
でも、何か足りない。
今でもたまにどうしようもなく海斗に会いたくなることがある。だけど、もう海斗に会うことはできない。それでも私は前に進まなきゃいけない。
海斗 私はあなたが幸せであることだけを願っています。
Just Be Friends【自己解釈】
つっこみどころ満載ですが
どうか温かい目で見てやってください<(_ _)>
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